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令和7年度 2級(前期) 空調・換気 問7 を解説(各室ごとの制御はできない)

令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.7】は、定風量単一ダクト方式に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢4です。

この方式は、1つの空気調和機から同じ温度の空気を同じ量だけ送るものです。部屋ごとに温度を変えることはできません。

選択肢4は、この方式の弱点をそのまま長所として書いています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。

正解:選択肢4

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 機械室にあるので維持管理が容易です
2 ○(適当) 量は一定で温度を変える方式です
3 ○(適当) 送風量が多く清浄度を保てます
4 ×(適当でない) 各室ごとの制御はできません

選択肢4のポイント(ここが誤り)

同じ主張が、2つの年度で誤りとされています。

令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.8】の選択肢1(公表正答=この肢が適当でないもの)

「定風量単一ダクト方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか」で、選択肢1は「各室ごとの温度制御が容易である。」です。

令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.7】の選択肢2(公表正答=この肢が適当でないもの)

同じ形式の問で、選択肢2は「各室ごとの温度制御が容易である。」です。

言い方が「容易である」から「可能である」に変わっただけで、中身は同じです。

方式 送風量 各室ごとの温度制御
定風量単一ダクト一定。温度を変えるできない
変風量単一ダクト変える負荷の変動に対応しやすい

令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)【No.7】の選択肢3(公表正答は選択肢1)

変風量単一ダクト方式についての肢で、「定風量単一ダクト方式に比べ、間仕切り変更や負荷の変動にも容易に対応しやすい。」とされています。

残る3つも、同じ2年度に正しい肢として並んでいます。

令和5年度 2級(前期)【No.8】の選択肢2・選択肢3・選択肢4(公表正答は選択肢1)

選択肢2=「送風量を一定にして送風温度を変化させる。」
選択肢3=「空気調和機は、一般的に、機械室に設置されているため維持管理が容易である。」
選択肢4=「送風量が多いため、室内の清浄度を保ちやすい。」

方式ごとの違いは変風量単一ダクト方式は何が有利か?空気調和方式の読み分けで扱っています。

覚え方

  • 定風量単一ダクトは各室ごとの温度制御ができません
  • 「各室ごとの温度制御が容易/可能」と書いてあったら誤りです
  • 送風量は一定で、変えるのは送風温度です
  • 空調機が機械室にあるので維持管理は容易です
  • 送風量が多いので清浄度は保ちやすいです

理解度チェック

Q.

定風量単一ダクト方式で、各室ごとの温度制御はできるか。

できません。令和5年度2級(前期)【No.8】と令和4年度2級(前期)【No.7】のどちらでも、「各室ごとの温度制御が容易である」が適当でないものとされています。

Q.

この方式は、送風量と送風温度のどちらを変えるか。

送風温度です。令和5年度2級(前期)【No.8】の選択肢2「送風量を一定にして送風温度を変化させる」が正しい肢になっています。

Q.

負荷の変動に対応しやすいのは、どちらの方式か。

変風量単一ダクト方式です。令和3年度2級(後期)【No.7】の選択肢3が「定風量単一ダクト方式に比べ、間仕切り変更や負荷の変動にも容易に対応しやすい」で正しい肢とされています。

> 空調・換気のほかの論点は空調・換気のカテゴリにまとめています

空気調和方式の長所と短所は、建物の用途や規模によって評価が変わります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。

関連する用語

この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。

参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験問題」および同センターが公表した正答肢(【No.7】=(4))/試験問題・正答肢
  • 同センター「令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験問題」【No.8】選択肢1から選択肢4(公表正答(1))。
  • 同センター「令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)試験問題」【No.7】選択肢2(公表正答(2))、同「令和3年度 2級(後期)」【No.7】選択肢3(公表正答(1))。
  • ※ 問題文・選択肢は掲載していません。
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