令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.27】は、ダクト及びダクト附属品に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。
防火ダンパーのケーシング及び可動羽根は、厚さ1.5mm以上の鋼板です。仕様書に数値がそのまま書かれています。
1.2mmという数字は、ダンパーの節のなかに別の値として出てきます。取り違えないようにします。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 気流を拡散させる吹出口です |
| 2 | ○(適当) | 甲はぜ掛けで機械巻きします |
| 3 | ○(適当) | 仕様書がこの2つとしています |
| 4 | ×(適当でない) | 正しくは1.5mm以上です |
防火ダンパーの材質は、仕様書に数値で書かれています。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版(修補版)1.15.7「防火ダンパー」(本文165頁)
「(1) 構成は、ケーシング、可動羽根、軸、軸受け、温度ヒューズ、吊り金具等とし、温度ヒューズと連動して、自動的に閉鎖する機構を有するものとし、可動羽根の開閉及び温度ヒューズ等の作動状態を確認できる検査口を備えたものとする。なお、腐食性のある給排気系統の場合の平行翼連結金具は、外部取付けとする。
(2) ケーシング及び可動羽根の材質は、厚さ1.5mm以上の鋼板、軸の材質は、亜鉛めっき棒鋼等、軸受けの材質は、青銅、黄銅等とする。
(3) 排煙ダクトに取付ける場合、温度ヒューズの作動温度は、280℃とする。」
「厚さ1.5mm以上の鋼板」と書かれています。本問の1.2mmは、この数値と合いません。
| 防火ダンパーの決まり | 数値 |
|---|---|
| ケーシング及び可動羽根 | 厚さ1.5mm以上の鋼板 |
| 排煙ダクトに取り付ける場合の温度ヒューズ | 作動温度280℃ |
防煙ダンパーの材質も、この節を参照する形で決まっています。
同 1.15.8「防煙ダンパー」(2)(本文165頁)
「各部の材質は、1.15.7「防火ダンパー」の当該事項による。」
選択肢3のコーナーボルト工法も、仕様書がそのまま2つを挙げています。
同 1.14.3.2「コーナーボルト工法ダクト」(2)(本文154頁)
「コーナーボルト工法ダクトは、共板フランジ工法又はスライドオンフランジ工法とし、適用は特記による。」
選択肢2のスパイラルダクトも、作り方が書かれています。
同 1.14.4.1「直管」(1)(本文158頁)
「亜鉛鉄板を、スパイラル状に甲はぜ掛け機械巻きしたもので、その呼称寸法は内径基準とし、内径の公差は呼称寸法に対し0〜+2mmとする。」
ダンパーの板厚はダンパーの種類とは?風量調節・防火・防煙の違いと板厚で扱っています。
防火ダンパーのケーシング及び可動羽根の板厚はいくつか。
厚さ1.5mm以上の鋼板です。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版(修補版)1.15.7(2)が定めています。軸の材質は亜鉛めっき棒鋼等、軸受けの材質は青銅、黄銅等です。
排煙ダクトに取り付ける防火ダンパーの温度ヒューズは、何℃で作動するか。
280℃です。同仕様書1.15.7(3)が「排煙ダクトに取付ける場合、温度ヒューズの作動温度は、280℃とする」としています。
コーナーボルト工法ダクトには、どの工法があるか。
共板フランジ工法とスライドオンフランジ工法です。同仕様書1.14.3.2(2)が「コーナーボルト工法ダクトは、共板フランジ工法又はスライドオンフランジ工法とし、適用は特記による」としています。
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公共建築工事標準仕様書は改定されることがあります。ここでの引用は令和7年版(修補版)によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月