令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.25】は、設備系の制御に用いられる機器と制御対象の組合せについて問う問題です。4つの組合せのうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。
フロート式レベルスイッチは、液面の上下に伴って作動するものです。見ているのは水位であって、湿度ではありません。
加湿器と組み合わせる機器としては、組合せが合いません。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 電極棒は水中で使う部品です |
| 2 | ○(適当) | 温度を測って温度を制御します |
| 3 | ○(適当) | 弁で流量を変えます |
| 4 | ×(適当でない) | 見ているのは液面です |
フロート式レベルスイッチが何を見る機器かは、仕様書に書かれています。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版(修補版)第2編 2.3.10「フロート式レベルスイッチ」(1)(本文47〜48頁)
「フロート式レベルスイッチは、液面の上下に伴い、傾斜角度が変わるスイッチ内蔵のフロート、ケーブル、端子ボックス及びリレーからなり、作動が確実なものとする。汚水タンク、雑排水タンク等に使用する場合は、必要に応じて、係留用の重錘付きロープ又はステンレス管を設ける。なお、接液部は合成樹脂製又はステンレス鋼製とする。」
「液面の上下に伴い」と書かれているとおり、フロートが上下して働きます。加湿器の運転を入り切りする機器ではありません。
この機器の使いみちも、仕様書がはっきり示しています。
同 2.1.7「液面制御装置」(1)(本文273頁)
「液面制御装置は、第2編2.3.10「フロート式レベルスイッチ」による。」
| 機器 | 仕様書での位置づけ |
|---|---|
| フロート式レベルスイッチ | 液面の上下で作動する。液面制御装置はこれによる |
| 電極棒 | 電極保持器と電極棒からなる。汚水タンク等の固形物を含む水中で使う場合は保護筒を設ける |
選択肢1の電極棒も、水の中で使う部品として規定されています。
同 2.3.9「電極棒及び電極帯」(1)(本文47頁)
「電極棒は、電極保持器及び電極棒からなり、電極保持器は合成樹脂製、電極棒はステンレス棒鋼とし、必要により電極棒間の間隔を保持するスペーサーを取付ける。ただし、汚水タンク等の固形物を含む水中で使用する場合は、電極棒に塩化ビニル製の保護筒を設ける。なお、高温部に取付ける場合の電極保持器は、ガラス製耐熱形とする。」
2つとも水位を扱う機器として、仕様書の同じ場所に並んでいます。受水タンクの水位制御に電極棒を使う選択肢1は、この位置づけと合います。
水位の自動制御は電極棒は何を制御するのか?水位の自動制御の読み分けで扱っています。
フロート式レベルスイッチは、何によって作動するか。
液面の上下です。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版(修補版)2.3.10が「液面の上下に伴い、傾斜角度が変わるスイッチ内蔵のフロート、ケーブル、端子ボックス及びリレーからなり、作動が確実なものとする」としています。
液面制御装置には、何を用いるか。
フロート式レベルスイッチです。同仕様書2.1.7「液面制御装置」が「第2編2.3.10『フロート式レベルスイッチ』による」としています。
電極棒を汚水タンク等で使うときは、何を設けるか。
塩化ビニル製の保護筒です。同仕様書2.3.9が「汚水タンク等の固形物を含む水中で使用する場合は、電極棒に塩化ビニル製の保護筒を設ける」としています。高温部に取り付ける場合の電極保持器はガラス製耐熱形です。
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公共建築工事標準仕様書は改定されることがあります。ここでの引用は令和7年版(修補版)によるものです。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月