令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.5】は、三相誘導電動機に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。
スターデルタ始動は、始動電流を直入れの3分の1に抑えるための方式です。始動時のようすが全電圧始動と同じなら、わざわざ切り替える意味がありません。
選択肢4は、この2つを「同じである」としています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 直入れは大きな電流が流れます |
| 2 | ○(適当) | この2つは過負荷保護の組合せです |
| 3 | ○(適当) | 2線の入替えで逆向きになります |
| 4 | ×(適当でない) | 始動電流が3分の1になります |
スターデルタ始動が何をする方式かは、1級で正しい肢として出ています。
令和7年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A【No.12】の選択肢3(公表正答は選択肢1)
「スターデルタ始動方式は、全電圧直入れ始動方式と比較して、始動電流が 1/3 になる。」
全電圧直入れ始動と比べて始動電流が3分の1になるのですから、始動時のようすは同じではありません。
2級でも、用語と説明の組合せとして出ています。
令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.5】の選択肢4/令和4年度 2級(前期)【No.5】の選択肢4
いずれも「スターデルタ始動方式」と「始動時の電流を抑制できる」の組合せで、関係のある組合せとして扱われています。
| 始動方式 | 始動電流 |
|---|---|
| 全電圧直入れ始動 | 定格電流より大きな電流が流れる |
| スターデルタ始動 | 直入れと比較して1/3 |
選択肢3は、1級で同じ内容が正しい肢になっています。
令和5年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 試験問題A【No.12】の選択肢4(公表正答は選択肢2)
「三相の電線のうちいずれかの2線を入れ替えると、回転方向が逆向きになる。」
選択肢2のサーマルリレーは、短絡保護ではなく過負荷保護に使うものです。
令和7年度 1級 試験問題A【No.12】の選択肢1(公表正答=この肢が適当でないもの)
「短絡保護は、保護継電器と電磁接触器の組合せにより行う。」この組合せが誤りとされています。
始動方式の数値はスターデルタ始動の始動電流はいくつか?三相誘導電動機の読み分けで扱っています。
スターデルタ始動方式の始動電流は、直入れの何分の1か。
3分の1です。令和7年度1級 試験問題A【No.12】の選択肢3「スターデルタ始動方式は、全電圧直入れ始動方式と比較して、始動電流が1/3になる」が正しい肢とされています。
三相誘導電動機の回転方向を変えるには、どうするか。
三相の電線のうち2線を入れ替えます。令和5年度1級 試験問題A【No.12】の選択肢4「三相の電線のうちいずれかの2線を入れ替えると、回転方向が逆向きになる」が正しい肢です。
サーマルリレーと電磁接触器の組合せは、何の保護に使うか。
過負荷保護です。令和7年度1級 試験問題A【No.12】では「短絡保護は、保護継電器と電磁接触器の組合せにより行う」が適当でないものとされています。
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始動方式の選び方は電動機の容量や電源の条件で変わります。ここでは同じ試験で公表された正答肢を根拠にしています。
この問で問われた語を、年度をまたいで整理しています。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月