令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問22は、ガス設備について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。使える建物を限定しています。
省令のバルク供給の定義は、ガスをどう充てんするかを述べたものです。工場か住宅かという用途の区別は書かれていません。
バルク貯槽についての決まりも、貯蔵能力と設置場所で組み立てられています。建物の用途で分ける形にはなっていません。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 加圧して液化させたものです |
| 2 | ○(適当) | 圧力の低下を検知して遮断します |
| 3 | ×(適当でない) | 定義に用途の区別はありません |
| 4 | ○(適当) | 10kg以上の容器は固定します |
バルク供給が何を指すかは、省令が定義しています。
液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則 第一条第十二号
「バルク供給 バルク容器又はバルク貯槽に法第三十七条の四第一項に規定する充てん設備から直接液化石油ガスを充てんすることにより液化石油ガスを供給すること」
書かれているのは「どう充てんするか」だけです。工場向け、住宅向けといった区別はありません。
バルク貯槽の決まりも、用途ではなく規模で分かれています。
令和4年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問22の選択肢1(正しい肢)
「貯蔵能力1,000kg未満のバルク貯槽は、その外面から2m以内にある火気をさえぎる措置を講じ、かつ、屋外に設置する」は、正しい肢とされています。この年度の公表正答は選択肢3(ガスの比重が1未満の場合の検知器を水平距離10m以内としたもの)です。
| 何で決まるか | 出てくる決まり |
|---|---|
| 貯蔵能力 | 1,000kg未満なら火気を2m以内でさえぎる、など |
| 設置場所 | 屋外に設置する |
| 建物の用途 | この形の区別は出てきません |
条件は規模と場所で書かれています。「この用途では使えない」という形の定めは、確認した範囲では出てきません。
選択肢2のガスメーターも、別の年度に近い記述があります。
令和6年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問22の選択肢1(正しい肢)
「一般家庭用のガスメーターは、原則としてマイコンメーターとする」は、正しい肢とされています。この年度の公表正答は選択肢2(LPG用のガス漏れ警報器の有効期間を7年としたもの)です。
マイコンメーターは、一般家庭で使うものとして出てきます。令和7年度の選択肢2は、その遮断の条件を述べた形です。
LPGの性質はLNGとLPGはどちらの発熱量が大きいか?ガス設備の読み分けで扱っています。
液化石油ガスのバルク供給方式は、一般住宅では使用できないか。
使用できないとした記述は誤りです。令和7年度2級(後期)問22の正解が選択肢3です。省令の定義は、バルク容器又はバルク貯槽に充てん設備から直接充てんして供給することを指しており、建物の用途による区別はありません。
バルク供給とは、どういう供給のしかたか。
バルク容器又はバルク貯槽に、充てん設備から直接液化石油ガスを充てんすることにより供給することです。液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則第1条第12号に定められています。
貯蔵能力1,000kg未満のバルク貯槽は、どこに設置するか。
屋外です。あわせて、その外面から2m以内にある火気をさえぎる措置を講じます。令和4年度2級(後期)問22の選択肢1が、この内容を正しい肢としています。
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ガス設備の基準は改正されることがあります。ここでの引用は2026年8月時点でe-Gov法令検索から取得した条文によるものです。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月