令和7年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問21は、屋内消火栓設備について問う問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。消火栓箱からできるのは起動だけです。
規則は「加圧送水装置は、直接操作によつてのみ停止されるものであること」と定めています。止めるときは、装置のところまで行く必要があります。
起動については、消火栓箱からの遠隔操作が認められています。同じ号の中で、起動と停止が書き分けられています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 一人で操作するものは保形ホースとします |
| 2 | ○(適当) | 規則第12条第1項第三号イそのままです |
| 3 | ○(適当) | 被害を受けるおそれが少ない箇所に設けます |
| 4 | ×(適当でない) | 停止は直接操作でのみです |
規則は、起動と停止を同じ号の中で書き分けています。
消防法施行規則 第十二条第1項第七号ヘ(起動)
「起動装置は、直接操作できるものであり、かつ、屋内消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けられた操作部(自動火災報知設備のP型発信機を含む。)から遠隔操作できるものであること。」
消防法施行規則 第十二条第1項第七号ト(停止)
「加圧送水装置は、直接操作によつてのみ停止されるものであること。」
起動は「遠隔操作できる」、停止は「直接操作によつてのみ」です。選択肢4は、消火栓箱で停止できると書いています。
| 操作 | 消火栓箱の操作部から | 条文 |
|---|---|---|
| 起動 | 遠隔操作できる | 第七号ヘ |
| 停止 | できない(直接操作のみ) | 第七号ト |
消火中に誤って止められては困るので、停止だけは装置側に限っています。起動できるからといって、停止もできるとは限りません。
選択肢2の表示も、条文がそのまま出ています。
消防法施行規則 第十二条第1項第三号イ
「屋内消火栓箱には、その表面に「消火栓」と表示すること。」
同じ第三号のロには、赤色の灯火についての決まりもあります。取付け面と15度以上の角度で、10m離れたところから識別できることとされています。
この問は、1年前とまったく同じ形で出ています。
令和6年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問21の公表正答(選択肢4)
設問文も4つの選択肢も、令和7年度後期と一字一句同じです。誤りとされた記述も同じ選択肢4「易操作性1号消火栓は、消火栓箱で加圧送水装置の停止操作ができる」です。
2年続けて同じ問が出ています。ここは繰り返し問われる論点です。
屋内消火栓の基準は屋内消火栓設備の基準とは?水平距離25mと15mで何が変わるのかで扱っています。
加圧送水装置を消火栓箱で停止できるか。
できません。消防法施行規則第12条第1項第七号トが「加圧送水装置は、直接操作によつてのみ停止されるものであること」と定めています。令和7年度2級(後期)問21は、消火栓箱で停止操作ができるとした記述を適当でないものとしています。
加圧送水装置の起動は、消火栓箱から操作できるか。
できます。規則第12条第1項第七号ヘが、屋内消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けられた操作部から遠隔操作できるものであることと定めています。
屋内消火栓箱には、何を表示するか。
その表面に「消火栓」と表示します。規則第12条第1項第三号イに定められています。
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消火設備の基準は改正されることがあります。ここでの引用は2026年8月時点でe-Gov法令検索から取得した条文によるものです。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月