令和6年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.23】は、換気設備に関する問題です。4つの記述のうち、適当でないものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。開放式燃焼器具を使用する室を正圧にする、と書かれています。
過去問は、この形をすでに誤りにしています。令和2年度の1級 問題A No.23は、開放式燃焼器具を使用した調理室を燃焼空気の供給のため機械換気で室内を正圧にする、という記述を適当でないものとして出しています。
ここで気をつけるところがあります。第二種機械換気方式そのものの説明は、別の年度で正しい肢に置かれています。誤っているのは、開放式燃焼器具を使用する室にこれを選ぶという組合せのほうです。
※ このページに問題文そのものは載せていません。一般財団法人 全国建設研修センターの試験問題および正答肢のページには、2026年8月時点で令和7年度と令和8年度が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | ボイラー室の換気量です。この年度の正答肢によります |
| 2 | ○(適当) | 排気筒の有効断面積です。令和2年度が同じ文で正しい肢に置いています |
| 3 | ×(適当でない) | 令和2年度は正圧にするという記述を誤りにしています |
| 4 | ○(適当) | 局所換気です。同じくこの年度の正答肢によります |
開放式燃焼器具を使う室をどうするかは、過去問が誤りの側から出しています。
令和2年度 1級管工事施工管理技術検定 学科試験 問題A【No.23】の公表正答(選択肢1)
「開放式燃焼器具を使用した調理室は、燃焼空気の供給のため、機械換気で室内を正圧にする。」
この記述が、適当でないものとして出されています。設問は「換気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか」で、令和6年度と同じです。
正圧にはしません。令和6年度は「第二種機械換気方式とし、周囲の室より正圧とする」と書いており、正圧にする点は同じです。燃焼空気が必要だから正圧にする、という理由づけも令和2年度と共通しています。
ここで、第二種機械換気方式そのものは別の話です。
令和4年度 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.22】の正しい肢(選択肢3)
「第二種機械換気方式は、室内への汚染した空気の侵入を防ぐことができる。」
同年度の公表正答は選択肢2で、この記述は正しい側に置かれています。
第二種機械換気方式が汚染空気の侵入を防ぐ、というところは正しい肢です。誤っているのは、開放式燃焼器具を使用する室にこの方式を選ぶという組合せのほうです。
| 記述の中身 | 扱い | 出どころ |
|---|---|---|
| 第二種機械換気方式は汚染した空気の侵入を防ぐ | 正しい肢 | 令和4年度 問題A No.22 |
| 開放式燃焼器具を使用した室を正圧にする | 誤り | 令和2年度 問題A No.23の公表正答 |
選択肢2の排気筒については、令和2年度に同じ文があります。
令和2年度 同 問題A【No.23】の正しい肢(選択肢3)
「火気使用室の換気を自然換気方式で行う場合、排気筒の有効断面積は、燃料の燃焼に伴う理論廃ガス量、排気筒の高さ等から算出する。」
同年度の公表正答は選択肢1で、この記述は正しい側に置かれています。
令和6年度の選択肢2と、句読点まで同じ文です。
機械換気の種類は機械換気の第一種・第二種・第三種とは?正圧になるのはどれかで扱っています。
開放式燃焼器具を使用する室を正圧にするという記述は、どう扱われているか。
適当でないものとして出されています。令和2年度の1級 問題A No.23は、開放式燃焼器具を使用した調理室を機械換気で室内を正圧にするという記述を公表正答としており、それがこの選択肢1です。令和6年度も同じ内容が公表正答になっています。
第二種機械換気方式は、何ができる方式か。
室内への汚染した空気の侵入を防ぐことができます。令和4年度の1級 問題A No.22の選択肢3が、正しい肢としてこの内容を出しています。方式そのものの説明は正しく、令和6年度で誤りとされているのは開放式燃焼器具の室にこれを選ぶという組合せのほうです。
火気使用室を自然換気方式にする場合、排気筒の有効断面積は何から算出するか。
燃料の燃焼に伴う理論廃ガス量、排気筒の高さ等から算出します。令和2年度の1級 問題A No.23の選択肢3が、正しい肢としてこの内容を出しています。
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換気方式の選び方は、室の用途や器具の種類によって決まります。実際の設計では条件ごとの検討が必要です。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月