令和8年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.2は、平行導体板AB間に生じる平等電界Eの大きさを求める問題です。図では間隔d=30mm、電源電圧15Vが与えられ、4つの選択肢の中から正しい値を選びます。
この問題は、平行な2枚の板の間にできる電界を求める計算問題です。板の面積が間隔に対して十分大きいという条件がついているので、電界は場所によらず一定として扱えます。
核心は間隔がmmで与えられていることで、式に入れる前にmへ直さないと桁が1000倍ずれます。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(500 V/m)
| 選択肢 | 値 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 50 V/m | 桁が1つ足りない |
| 2 | 200 V/m | 与えられた数値からは出てこない |
| 3 | 500 V/m | 15÷0.03=500。mに直して割った値で正しい |
| 4 | 2 000 V/m | 与えられた数値からは出てこない |
単位を直したかどうかで、桁が分かれます。
面積が十分に大きい平行な導体板の間では、電気力線が板に垂直で等間隔に並びます。この状態を平等電界といい、電界の大きさは板の間のどこでも同じです。電圧Vを間隔dで割って求めます。
E = V ÷ d
ここでdは30mm=0.03mです。V/mという単位が示すとおり、分母はメートルでそろえます。
E = 15 ÷ 0.03 = 500 となり、答えは500V/mです。もしmmのまま15÷30と計算すると0.5になり、選択肢のどれにも当たりません。単位に m が入っている量は、長さをmに直してから割ると覚えます。
平行導体板の間の電界はどう求めるか。
板の間の電圧を間隔で割ります。E=V÷dで、単位がV/mなので間隔はメートルに直します。
同じ電圧のまま板の間隔を半分にすると、電界はどうなるか。
2倍になります。E=V÷dなので、分母が半分になれば値は2倍です。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月