令和8年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.1は、電線の断面を3秒間に12C(クーロン)の電荷が一定の割合で通過したときの電流の値を求める問題です。この問題では、4つの選択肢の中から、正しい値を選びます。
この問題は、電流という量の定義そのものを問う計算問題です。与えられているのは電荷12Cと時間3秒の2つだけで、使う式も1本です。
核心は電流は1秒あたりに通る電荷の量であるという点で、ここが分かれば割り算1回で終わります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢1(4A)
| 選択肢 | 値 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 4 A | 12÷3=4。電荷を時間で割った値で正しい |
| 2 | 12 A | 電荷の数値をそのまま答えにしている |
| 3 | 20 A | 与えられた数値からは出てこない |
| 4 | 36 A | 12×3。割るところを掛けている |
割るか掛けるかで、選択肢1と4に分かれます。
電流Iは、電線の断面を1秒間に通り抜ける電荷の量で決まります。電荷Q〔C〕が時間t〔s〕の間に一定の割合で通ったなら、式は次のとおりです。
I = Q ÷ t
与えられた値を入れます。I = 12 ÷ 3 = 4 となり、答えは4Aです。
単位で確かめると、1A=1C/sなので、C(クーロン)をs(秒)で割ればA(アンペア)になります。12Cを3秒で割らずに掛けると36となり、選択肢4に落ちます。「毎秒いくつ通るか」を聞かれていると読み替えると、割り算だと分かります。
電流と電荷はどんな関係にあるか。
電流は、電線の断面を1秒間に通り抜ける電荷の量です。式ではI=Q÷tとなり、単位も1A=1C/sで対応しています。
5秒間に10Cの電荷が通ったときの電流はいくらか。
10÷5=2Aです。電荷を時間で割ります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月