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令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 No.14を解説、OWは低圧用

令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.14は、配電線路に用いられる電線の種類と主な用途の組合せについて、最も不適当なものを選ぶ問題です。DV・OW・DE・OCの4つが並びます。

この問題のポイント

この問題は、記号の頭文字が何を表しているかを問うものです。記号を分解すれば、用途は自動的に決まります。

引っかけの核心は、選択肢2でOWに「高圧架空配電用」を当てている点です。OWは低圧側の電線で、高圧側は別の記号が受け持ちます。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(最も不適当なもの)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 正しい DVは低圧架空引込用
2 誤り OWは低圧架空配電用。高圧ではない
3 正しい DEは低圧架空引込用
4 正しい OCは高圧架空配電用

最も不適当なのは選択肢2です。

選択肢2のポイント(ここが答え)

OWの用途は、過去に2度、正しい肢として載っています。

令和2年度(後期)2級 学科試験 No.16 選択肢4(正しい肢/正答は選択肢1)/令和4年度(後期)2級 第一次検定 No.16 選択肢2(正しい肢/正答は選択肢3)

屋外用ビニル絶縁電線(OW)   低圧架空配電用

どちらの年も、この組合せは誤りとされていません。OWは低圧架空配電用で確定します。

記号は英語の頭文字で、そのまま用途を表しています。

記号 名称 主な用途
OW 屋外用ビニル絶縁電線 低圧架空配電用
OC 屋外用架橋ポリエチレン絶縁電線 高圧架空配電用
DV 引込用ビニル絶縁電線 低圧架空引込用
DE 引込用ポリエチレン絶縁電線 低圧架空引込用

1文字目のOは屋外用(Outdoor)、Dは引込用(Drop)で、電柱の上を渡る線か、電柱から家へ引き込む線かが分かれます。2文字目が絶縁体の材質で、Vはビニル、Eはポリエチレン、Cは架橋ポリエチレンです。

OWとOCの違いは、この2文字目にあります。ビニルより架橋ポリエチレンのほうが耐熱性と絶縁性能が高いので、高圧を扱うOCに使われます。選択肢2と選択肢4を並べて読むと、高圧の枠はOCが埋めていることが分かります。同じ「高圧架空配電用」に2つの電線が入るのは不自然だと気づけば、その場で見抜けます。

覚え方

  • 1文字目 Oは屋外用(配電線)、Dは引込用
  • 2文字目 Vはビニル、Eはポリエチレン、Cは架橋ポリエチレン
  • OWが低圧、OCが高圧。架橋ポリエチレンのほうが高性能

理解度チェック

Q.

高圧架空配電線路に使う電線の記号は何か。

OC(屋外用架橋ポリエチレン絶縁電線)です。OW(屋外用ビニル絶縁電線)は低圧架空配電用です。

Q.

記号の1文字目のOとDは何を表すか。

Oは屋外用で電柱の上を渡る配電線、Dは引込用で電柱から需要家へ引き込む線です。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問題」「同 正答肢」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和2年度 2級電気工事施工管理技術検定 学科試験(後期)問題」No.16「同 正答肢」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問題」No.16「同 正答肢」
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