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令和6年度(前期)2級電気工事施工管理技士 No.30を解説、機械はどっち

令和6年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.30は、図に示す換気方式の名称として最も適当なものを選ぶ問題です。図は、居室の一方に給気口があり、もう一方に排気機が付いています。

この問題のポイント

この問題は、給気と排気のどちらに機械が付いているかで方式を見分けられるかを問うものです。図では排気だけに機械(排気機)が付いています。

給気は口が開いているだけの自然給気です。

正解:選択肢4(第3種換気方式)

各選択肢の正誤

選択肢 方式 解説
1 自然換気方式 機械を使わない。図は排気機がある。誤り
2 第1種換気方式 給気も排気も機械。誤り
3 第2種換気方式 給気だけ機械。逆。誤り
4 第3種換気方式 自然給気+機械排気。正しい

正しいのは選択肢4です。

選択肢4のポイント(ここが答え)

引っかけの核心は、第2種と第3種のどちらに機械が付くかを取り違えやすいところです。機械が排気側なら第3種です。

方式 給気 排気 室内の圧力 使いどころ
第1種 機械 機械 調整できる 地下街、映画館。確実に換気したい場所
第2種 機械 自然 正圧 手術室、無菌室。汚れた空気を入れたくない
第3種 自然 機械 負圧 便所、浴室、厨房。においを外へ出したくない

覚え方は室内の圧力で考えると筋が通ります。

第2種は押し込むので室内が正圧になります。すき間からは空気が出ていく一方なので、外の汚れた空気が入りません。手術室のように清浄さを保ちたい場所に向きます。

第3種は吸い出すので室内が負圧になります。すき間からは空気が入ってくる一方なので、室内のにおいや湿気が他の部屋へ漏れません。便所や浴室に向きます。

この方向は試験でよく問われます。厨房を正圧にするという記述は誤りで、複数の年度で不適当な肢として出されています。においが客席へ流れてしまうためです。

図の読み方も整理しておきます。

図に描かれるもの 意味
給気口・排気口 口が開いているだけ。自然の側
給気機・排気機 ファンの記号が描かれる。機械の側

設問の図では、左に「給気口」、右に「排気機」と書かれています。口と機の字を見るだけで、どちらが機械かが分かります

覚え方

  • 第2種=給気が機械で正圧、第3種=排気が機械で負圧
  • 正圧は入れたくない場所(手術室)、負圧は出したくない場所(便所・厨房)
  • 図は「口」なら自然、「機」なら機械

理解度チェック

Q.

第3種換気方式の給気と排気は。

自然給気と機械排気です。室内は負圧になります。

Q.

厨房はどちらの圧力にするか。

負圧です。においが客席など他の部屋へ流れないようにするためです。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和6年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問題」「同 正答肢」
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