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令和6年度(後期)2級電気工事施工管理技士 No.36を解説、略語のまま読む

令和6年度(後期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.36は、電話・情報設備の配線用図記号と名称の組合せとして、日本産業規格(JIS)上、誤っているものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

この問題は、図記号の中に書かれた略語が何の頭文字かを分かっているかを問うものです。MDFは主配線盤で、交換機ではありません。

交換機なら、記号の中はPBXになります。

※ 問題の図そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(MDF=交換機)

各選択肢の正誤

選択肢 図記号 解説
1 円の右半分が黒 情報用アウトレット。正しい
2 二重丸で中心が黒 通信用アウトレット(電話用)。正しい
3 四角に「RT」 Router=ルータ。正しい
4 四角に「MDF」 主配線盤。交換機ではない。誤り

誤っているのは選択肢4です。

選択肢4のポイント(ここが答え)

MDFMain Distributing Frameの略で、日本語では主配線盤です。

建物に引き込まれた通信回線を、館内の配線へ振り分ける盤です。線をつなぎ替えるための端子が並んでいるだけで、通話を切り替える機能はありません。

交換機の図記号はPBXです。

略語の展開
MDF … Main Distributing Frame = 主配線盤
PBX … Private Branch eXchange = 構内交換機
RT … Router = ルータ

PBXは、外線と内線をつないだり、内線どうしを結んだりする装置です。実際に回線を切り替える働きがあり、MDFとは役目が違います。

建物では、外線 → MDF → PBX → 各部屋、という順に並びます。MDFは入口の配線盤、PBXはその先の交換装置です。

選択肢1と2は、どちらもアウトレット(コンセント)の記号です。

名称 用途
情報用アウトレット LANの接続口。パソコンなどをつなぐ
通信用アウトレット
(電話用アウトレット)
電話の接続口

この問題は、略語を英語に展開できれば即座に切れます。MDFのDが「Distributing(配る)」で、交換を意味する語が入っていないことに気づけば十分です。

覚え方

  • MDF=主配線盤、PBX=構内交換機
  • 順番は外線 → MDF → PBX → 各部屋
  • 略語は英語に展開して意味を確かめる

理解度チェック

Q.

MDFとは何か。

Main Distributing Frame=主配線盤です。引き込まれた通信回線を館内の配線へ振り分ける盤です。

Q.

交換機の図記号は何と書かれるか。

PBX(Private Branch eXchange=構内交換機)です。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和6年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問題」「同 正答肢」
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