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令和7年度(後期)2級電気工事施工管理技士 No.36を解説、線の数を数える

令和7年度(後期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.36は、テレビ共同受信設備に用いる配線用図記号と名称の組合せとして、日本産業規格(JIS)上、不適当なものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

この問題は、分配器の図記号で分配数がどう表されるかを分かっているかを問うものです。分配数は円から出ている出力の線の本数で表します。

名称の数字と、図の線の本数が合っているかを数えます。

※ 問題の図そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(4分配器)

> この論点をやさしく解説:テレビ共同受信設備とは?分配器・分岐器・分波器・混合器の役割の違い

各選択肢の正誤

選択肢 名称 図記号
1 4分配器 円から出る出力が3本。3分配器の記号。不適当
2 増幅器 三角形。適当
3 パラボラアンテナ お椀を横から見た形。適当
4 直列ユニット(75Ω) 二重丸。適当

不適当なのは選択肢1です。

選択肢1のポイント(ここが答え)

分配器は、1つの入力を複数へ均等に分ける機器です。図記号は円で表し、入力側に1本、出力側に分配数だけの線を描きます。

分配器の図記号
2分配器 → 出力の線が2本
3分配器 → 出力の線が3本
4分配器 → 出力の線が4本

選択肢1の図は、円に十字が貫通した形です。左が入力、残りの上・下・右の3本が出力なので、これは3分配器の記号になります。「4分配器」という名称とは合いません。

数え間違えないコツは、入力を1本だけ除いて残りを数えることです。線が全部で4本なら、入力1本を引いて出力3本。3分配器です。

分配器と混同しやすいのが分岐器です。

機器 働き
分配器 入力を均等に分ける。分けた先はすべて同じ扱い
分岐器 幹線から一部だけ取り出す。残りはそのまま先へ流す

ほかの3つも押さえます。増幅器は信号の流れる向きを示す三角形、パラボラアンテナは反射鏡を横から見た形、直列ユニットは壁のテレビ端子にあたるもので二重丸です。直列ユニットに付く「75Ω」は、同軸ケーブルの特性インピーダンスを示しています。

覚え方

  • 分配器は円。出力の線の本数=分配数
  • 数えるときは入力1本を除く。線4本なら3分配器
  • 分配器は均等に分ける、分岐器は一部だけ取り出す

理解度チェック

Q.

分配器の図記号で、分配数はどう表されるか。

円から出る出力側の線の本数で表します。入力の1本は数に含めません。

Q.

分配器と分岐器はどう違うか。

分配器は入力を均等に分け、分岐器は幹線から一部だけ取り出して残りをそのまま先へ流します。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問題」「同 正答肢」
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