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令和4年度(前期)2級電気工事施工管理技士 No.29を解説、金属がないから影響を受けない

令和4年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.29は、光ファイバ通信の特徴に関する記述として、最も不適当なものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

この問題は、光ファイバに金属が入っていないことを分かっているかを問うものです。電気が流れないので、外の磁界に揺さぶられません

電磁誘導の影響を受けないのが長所です。

正解:選択肢3(電磁誘導の影響を受けやすいとした記述)

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各選択肢の正誤

選択肢 内容 解説
1 メタルケーブルに比べ伝送損失が少ない 適当
2 メタルケーブルに比べ伝送帯域が広い 適当
3 電磁誘導の影響を受けやすい 不適当。受けない
4 細く軽量である 適当

最も不適当なのは選択肢3です。

選択肢3のポイント(ここが答え)

引っかけの核心は、他の3つが長所として並び、3番だけが短所の形をしているところです。長所ばかりでは問題にならないので、どれかは短所だろうと読めてしまいます。

光ファイバは石英ガラスやプラスチックでできています。電気を通す金属が入っていません。

項目 光ファイバ メタルケーブル
伝えるもの 電気
電磁誘導 受けない 受ける
伝送損失 少ない 多い
伝送帯域 広い 狭い

電磁誘導は導体の中に電流を誘い出す現象です。光ファイバには誘い出す相手の電子がいないので、そばに大電流の線があっても信号は乱れません。

この性質があるので、送電線の近くや変電所の中でも安心して使えます。落雷のときにサージが乗ってくることもありません。

選択肢1の伝送損失が少ないのは、光を全反射で閉じ込めて送るからです。メタルケーブルは導体の抵抗で熱になる分が減っていきますが、光にはそれがありません。中継なしで長い距離を送れます。

選択肢2の伝送帯域は、一度にどれだけの情報を運べるかです。光は周波数が高いので、たくさんの信号を重ねられます。

選択肢4のとおり細くて軽いので、同じ管路にたくさん通せます。ただし曲げに弱く、接続に専用の融着機が要るという扱いにくさもあります。

覚え方

  • 光ファイバは金属が入っていないので電磁誘導を受けない
  • 損失が少なく帯域が広い。細くて軽い
  • 短所は曲げに弱いことと、接続に融着機が要ること

理解度チェック

Q.

光ファイバが電磁誘導の影響を受けないのはなぜか。

石英ガラスなどでできていて金属が入っていないからです。誘い出される電流がないので、そばに大電流の線があっても信号が乱れません。

Q.

光ファイバの伝送損失が少ないのはなぜか。

光を全反射で閉じ込めて送るからです。メタルケーブルのように導体の抵抗で熱になる分がありません。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問題」「同 正答肢」
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