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令和8年度 1級電気工事施工管理技士 No.40を解説、支持点から支持点までは径間

令和8年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.40は、電車線路のトロリ線に関する用語の定義に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、架空電車線の用語が何を測った値かを問うものです。引っかけの核心は長さを言っているか、傾きを言っているかで、別の用語の定義が貼られていることに気づけるかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(誤っている記述)

> この論点をやさしく解説:トロリ線の勾配とは?径間・サグ・架高との違いをJISの定義で読み分ける

> この論点をやさしく解説:パンタグラフの離線とは?硬点を減らす理由と防止対策の整理

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 高さはレール面からの垂直距離。パンタグラフの押上げ範囲を決める
2 ×(誤り) 支持点から次の支持点までの区間は径間。勾配ではない
3 ○(正しい) サグは支持点と径間中央点の高さの差。垂れ下がりの量
4 ○(正しい) 架高は支持点でのちょう架線とトロリ線の垂直距離

選択肢2は勾配という名前に径間の定義を貼り付けた記述です。

選択肢2のポイント(ここが誤り)

径間は、支持点から次の支持点までの区間のことです。長さを表す言葉で、問題文が書いている中身はこちらに当たります。

勾配は、トロリ線の高さが進む距離に対してどれだけ変わるかの割合です。ホームの端など高さを変える箇所で、急に変えるとパンタグラフが追従できないので、勾配に上限が決められています。長さではなく傾きの度合いです。

この問題の4つは、高さ・区間・高さの差・垂直距離と、どれも寸法にまつわる言葉です。勾配だけが割合なので、区間の説明が来た時点で合いません。

覚え方

  • 径間は長さ、勾配は傾きの割合。区間の説明が来たら径間
  • サグは支持点と径間中央点の高さの差。垂れ下がりの量
  • 架高は支持点でのちょう架線とトロリ線の垂直距離
  • 高さはレール面から測る。トロリ線の摩耗で下がっていく

理解度チェック

Q.

支持点から次の支持点までの架空電車線の区間を何と呼ぶか。

径間です。勾配はトロリ線の高さが進む距離に対してどれだけ変わるかの割合で、長さを表す言葉ではありません。

Q.

サグと架高は、それぞれ何と何の距離か。

サグはトロリ線の支持点の高さと径間中央点の高さとの差、架高は支持点におけるちょう架線とトロリ線との間の垂直距離です。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和8年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午前の部)」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和8年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定 正答肢」
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