令和4年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.40は、消防用設備等とこれを有効に作動できる非常電源の最小の容量の組合せとして、「消防法」上、誤っているものを選ぶ問題です。
この問題は、非常コンセント設備が何分の枠かを分かっているかを問うものです。非常コンセント設備は屋内消火栓設備と同じ30分間です。
20分という枠はありません。
正解:選択肢2(非常コンセント設備で20分間とした組合せ)
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| 選択肢 | 消防用設備等 | 容量 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 1 | 自動火災報知設備 | 10分間 | 正しい |
| 2 | 非常コンセント設備 | 20分間 | 誤り。30分間 |
| 3 | 屋内消火栓設備 | 30分間 | 正しい |
| 4 | 不活性ガス消火設備 | 60分間 | 正しい |
誤りは選択肢2です。
引っかけの核心は、10・20・30・60と並ぶときれいな階段に見えるところです。実際の枠は10分・30分・60分の3つで、20分という区分がありません。
非常コンセント設備の非常電源は、消防法施行規則で屋内消火栓設備の規定に準じて設けるとされています。屋内消火栓設備は30分間なので、非常コンセント設備も30分間です。
| 容量 | 主な消防用設備等 |
|---|---|
| 10分間 | 自動火災報知設備、非常警報設備 |
| 30分間 | 屋内消火栓設備、非常コンセント設備、スプリンクラー設備 |
| 60分間 | 不活性ガス消火設備、粉末消火設備 |
並べると意味がつかめます。知らせるだけの設備は10分で足ります。火災を知らせたあとは、人が避難し、消防隊が来ます。
水で消す設備は消火活動が続くあいだ動き続ける必要があるので30分です。非常コンセント設備も、消防隊が使う電源なので同じ枠になります。
ガス系の消火設備が60分と長いのは、放出したあとに閉じ込めておく管理や、再放出への備えが要るためです。
選択肢1の自動火災報知設備は、規則で自動火災報知設備を有効に十分間作動することができる容量以上と書かれています。10という数字はここから来ています。
問われるのは最小の容量です。これ以上であればよいので、実際の設計では余裕を持たせます。
非常コンセント設備の非常電源の最小の容量は。
30分間です。屋内消火栓設備の規定に準じて設けることとされているためです。
自動火災報知設備の非常電源が10分間でよいのはなぜか。
火災を知らせるための設備だからです。消火活動を続ける設備とは求められる時間が違います。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月