地質調査技士 独学ノート

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令和6年度 地質調査技士 現場調査部門 No.8を解説、地震の震源・震央・震源域

令和6年度 地質調査技士資格検定試験 現場調査部門 No.8は、地震の震源・震央・震源域に関する問題です。この問題では、空欄を埋める組合せのうち最も適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

地震は、地下の岩盤が断層面に沿ってずれることで起こります。この「ずれ」がどこで始まり、どこまで広がったかで、震源・震央・震源域を区別します。

震源は地下でずれが始まった一点、震央はその真上の地表の点、震源域はずれが生じた領域全体です。

引っかけの核心は1点、震源は地下の一点、震央はその真上の地表という区別です。震源と震央を入れ替えた組合せは誤りになります。

※ 問題文そのものは、一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(最も適当な組合せ)

各選択肢の正誤

空欄A・B・Cに入る言葉は次のとおりで、これをすべて満たすのが選択肢3です。

用語意味
震源(A)地下で岩石の破壊(ずれ)が始まった一点
震央(B)震源の真上にあたる地表の点
震源域(C)破壊された領域全体(断層面・余震の分布から推定)

選択肢3が、この3つを正しく組み合わせた記述です。選択肢1・4は震源と震央を入れ替えており、選択肢2はCを「地震断層」とした誤りです。

選択肢3のポイント(ここが正しい)

地震波がどこから放射されたかをたどると、地球内部の一点に定まります。これが震源で、地下でずれが始まった点です(A)。

その真上にあたる地表の点が震央で、緯度・経度で示されます(B)。ずれが生じた領域全体が震源域で、地震が大きいほど広がります(C)。選択肢3はこの3つを正しく組み合わせています。

ほかの選択肢が誤りの理由も押さえます。

選択肢1・4は、震源と震央を入れ替えています。地下の一点が震源、その真上の地表が震央です。

選択肢2は、Cを「地震断層」としています。ずれが生じた領域全体は震源域です(地震断層は地表に現れた断層のずれを指します)。

選択肢3が、地震の記述として最も適当です。震源=地下の一点、震央=真上の地表、震源域=領域全体と押さえます。

覚え方

  • 震源=地下でずれが始まった一点/震央=その真上の地表の点/震源域=ずれた領域全体
  • 震源(地下)と震央(地表)の入れ替えが引っかけ
  • 震源域は地震が大きいほど広がる(数十〜数百km)
  • 震央は緯度・経度で表す

理解度チェック

問題:震央は、地下で岩石の破壊が始まった一点のことである。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

地下で破壊が始まった一点は震源です。震央は、その震源の真上にあたる地表の点です。

問題:震源域は、ずれが生じた領域全体のことで、地震が大きいほど広がる。

〇か×か。

答えを見る

答え:

震源域は破壊された領域全体で、余震分布や地表の断層から推定され、地震が大きいほど広がります。

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出典・参考資料

  • 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)「令和6年度 地質調査技士資格検定試験 現場調査部門 試験問題」
  • 気象庁「震源・震源域と震央」(地震の基礎用語)

※ 地震の用語は、気象庁・地震調査研究推進本部の資料で確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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