地質調査技士 独学ノート

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労働安全は過去問でどう問われる?足場の点検義務と資格区分の引っかけ

ちしつモグラ

ちしつモグラ

「○○の義務はない」って引っかけなの?特別教育と作業主任者って何が違うの?

この記事の要点

  • 労働安全(足場・資格・保護具)は社会一般・管理の科目で、ほぼ毎年出る。
  • 問われ方は「足場などの点検義務」「資格の区分」「現場での保護具・知識」に集約できる。
  • 最頻の引っかけ=「義務はない」「不要」とする否定の言い回し。安全に関わる義務は、たいてい「ある」。

地質調査の現場では、足場・資格・保護具などの労働安全が問われます。「義務はない」という否定の言い回しや、資格の区分が引っかけになるので、過去問での出方を見ていきます。

過去問でどう問われるか?

労働安全は、平成29年度・令和7年度と各部門でほぼ毎年問われます。まず、安全に関わる義務は「たいていある」と身構えます。引っかけは大きく2パターンです。

  • 「義務はない」「不要」とする……足場は作業開始前の点検義務がないとする、土壌汚染調査で試料に触れないから有害物質の知識は不要とする(足場は作業開始前・悪天候地震後・組立解体後に点検義務あり。有害物質の知識も保護具も必要)
  • 特別教育と作業主任者を取り違える……どの作業にどの資格が要るかを入れ替える(特別教育は作業に従事する人が受ける教育、作業主任者は技能講習を受けて作業者を指揮・監督する人
労働安全衛生法の資格区分の図。特別教育は、その作業に従事する作業者が受ける、自分の安全のための教育。作業主任者は、技能講習を受けて作業者を指揮・監督する人で、一定規模以上の作業で選任する。
労働安全衛生法の資格区分(模式図)。特別教育は作業者本人が受ける教育、作業主任者は技能講習を受けて作業者を指揮・監督する人で、一定規模以上の作業で選任する。
年度・No.問われ方/引っかけ
H29 土壌 No.92事業者は作業開始前の足場点検義務がないとした → 点検義務がある ←①義務
H29 土壌 No.88・89特別教育・作業主任者の資格区分を取り違えた → 教育は作業者本人/主任者は指揮者 ←②区分
R07 現場調査 No.54試料に触れないから有害物質の知識は不要とした → 知識は必要 ←①不要

※ 問題番号と正解は、全地連が公開している過去問・正答で確認しています。上の行は該当する過去問解説にリンクしています。

つまり安全の「義務はない」「不要」は疑う(足場の点検義務・有害物質の知識は必要)、特別教育は作業者・作業主任者は指揮者が核心です。

理解度チェック

問題:事業者は、足場での作業を行うとき、その日の作業を開始する前に足場を点検する義務がある。

〇か×か。

答えを見る

答え:

作業開始前のほか、悪天候・地震の後や組立・解体・変更の後にも点検が必要です。「義務はない」とするのは誤りです(H29土壌No.92)。

問題:土壌汚染調査では、ボーリング試料に触れないので、有害物質に関する知識は不要である。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

有害物質の知識は必要で、保護眼鏡やマスクも着用します。「知識は不要」とするのは誤りです(R07現場調査No.54)。

問われるのは、安全の義務・不要の言い回しと、特別教育/作業主任者の区分。ここを外さなければ、労働安全の問題は取りこぼしません。

出典・参考資料

  • 労働安全衛生法・労働安全衛生規則(足場の点検・特別教育・作業主任者)。義務・資格区分の詳細は最新の法令で確認。
  • 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)地質調査技士検定試験(H29・R07 ほか 労働安全関連問題)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。

※ 各設問の「問われ方」と引っかけを自分の言葉でまとめています。高さ・安全率などの数値は最新の法令で確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

▼過去問解説▼

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