ゼロから学ぶ土木施工管理|資格のT

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施工計画の経験記述は何を書く?

けんせつる

けんせつる

施工計画って、安全や品質と何が違うの?

同じ工事の話を2回書いていいの?

この記事の要点

入口が違います。事前調査で判明した課題から書き出すテーマです。

そして設問1と同一内容の解答は不可。同じ話を2回書けません。

施工計画の作成は、令和6年度の1級で設問2として出たテーマです。設問文を読むと、他のテーマと入口が違うことが分かります。

設問が求めているのは「事前調査で判明した課題」

安全管理や品質管理は、工事の最中に起きた課題を書きます。施工計画は違います。

施工計画の経験記述が扱う時間の位置 時間の流れ 着手前 事前調査 判明した 施工上の課題 計画の作成 計画に反映 対応処置 とその評価 工事中 安全管理・品質管理 はこちら側 施工計画は「着手前」の話
令和6年度 1級の設問2の文言による。施工計画立案に先立って行った事前調査が出発点です。

設問が求めるのは次の2つです。

  • 施工計画立案に先立ち行った現場の事前調査で判明した施工上の課題
  • その課題について、施工計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価

課題が見つかった場所が「事前調査」だという点が、このテーマの核です。

設問1と同じ話は使えない

令和6年度の1級は、設問1が安全管理、設問2が施工計画でした。そこにこの条件が付きます。

「ただし、設問1と同一内容の解答は不可とする」

同じ現場の同じ課題を、言い回しを変えて2回書くことはできません。1つの工事から別々の切り口を2本取り出す必要があります。

混同しやすい用語

「事前調査」と「工事中の対応」を混ぜない

工事が始まってから見つかった問題への対処は、安全管理や品質管理の題材です。施工計画の欄に書くと、設問が求める時点とずれます。

設問は計画を立てる前に調べて分かったことを聞いています。地盤、地下埋設物、周辺の道路や近接構造物、搬入経路、作業スペースなど、着手前に調べる対象から選びます。

2級にも近い観点がある

2級の令和7年度は、設問2が工程管理でした。その設問には「施工条件や現場周辺の状況の観点から」「工事着手前、工事中のいずれでも可」という条件が付いています。

テーマ名は違いますが、着手前の状況を課題として扱ってよいという点は共通します。

理解度チェック

問題:施工計画の経験記述では、工事中に発生した問題への対処を書く。

〇か×か。

答え:×

設問は「施工計画立案に先立ち行った現場の事前調査で判明した施工上の課題」を求めています。着手前の話です。

問題:設問1で書いた安全管理の課題を、表現を変えて設問2にも使える。

〇か×か。

答え:×

「設問1と同一内容の解答は不可とする」と明記されています。

問題:2級の令和7年度の工程管理は、工事着手前の状況を課題として書いてもよい。

〇か×か。

答え:

設問に「工事着手前、工事中のいずれでも可」と書かれています。

まとめ

施工計画の経験記述は、事前調査で判明した課題から書き出します。

そのうえで、その課題を施工計画にどう反映したか、対応処置とその評価を書きます。

設問1と同一内容は不可なので、1つの工事から2本の切り口を用意しておくことになります。

経験記述の出題テーマ 年度別の一覧

安全管理の経験記述は何を書く?

参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和6年度 1級土木施工管理技術検定 第二次検定 試験問題」
  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第二次検定(種別:土木)試験問題」
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