けんせつる
経験記述以外は、どこから手を付ける?
この記事の要点
年度をまたいで重なっているのは3つです。
切梁式土留め支保工内の掘削/TS・GNSSによる締固め管理/コールドジョイント。とくにTS・GNSSは令和5・6・7年度の3年連続です。
経験記述以外の問題は、その年度ごとにテーマが決まります。3年度ぶんを並べると、重なっている論点が見えます。
| テーマ | 出た年度(1級) | 分野 |
|---|---|---|
| 切梁式土留め支保工内の掘削 | 令和4年度・令和6年度 | 土工・仮設 |
| TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理 | 令和5年度・令和6年度・令和7年度 | 情報化施工 |
| コールドジョイント | 令和4年度・令和6年度 | コンクリート |
同じテーマでも、聞かれ方は毎回変わります。切梁式土留めは令和4年度が「掘削順序・軟弱粘性土地盤の掘削・漏水」、令和6年度が「掘削順序・過掘りの防止・場内排水」でした。TS・GNSSも令和5年度が日常管理帳票、令和6年度が語句の穴埋め、令和7年度が施工における実施事項と、毎回形が違います。
コールドジョイントは、令和4年度がひび割れの状況図から選ぶ形、令和6年度が打込み・締固めでの防止対策を書く形です。
選択問題(I)(II)から2問ずつ選ぶので、4分野のうち得意な2つを決めておくと選びやすくなります。
令和6年度の必須問題は、経験記述のほかに2つありました。
どちらも法令の条文にそって語句や数値を書かせる形です。
| 年度 | テーマ |
|---|---|
| 令和5年度 | 建設リサイクル法の特定建設資材/切土法面の施工 |
| 令和6年度 | 締固め度の試験(砂置換法・RI法)/コンクリートの打込み・締固め |
| 令和7年度 | 工程表の特徴(バーチャート・グラフ式・出来高累計曲線)/盛土の施工 |
2級は土工とコンクリートが毎年のように入ります。そこに法規や工程管理が1つ加わる形です。
混同しやすい用語
「重なっている」=次も同じ形で出る、ではない
切梁式土留めは令和4年度と令和6年度で出ましたが、選ばせる項目が入れ替わっています(軟弱粘性土地盤の掘削 → 過掘りの防止・場内排水)。
テーマを覚えるのではなく、そのテーマで何が論点になるかを広めに押さえる形になります。
問題:令和4年度と令和6年度の1級では、切梁式土留め支保工内の掘削がどちらも出た。
〇か×か。
答え:〇
ただし選ばせる項目は入れ替わっています。令和4年度は掘削順序・軟弱粘性土地盤の掘削・漏水、令和6年度は掘削順序・過掘りの防止・場内排水などです。
問題:TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理は、令和5年度と令和6年度の1級で出た。
〇か×か。
答え:〇
令和5年度は日常管理帳票の作成、令和6年度は語句・数値の穴埋めという形でした。
問題:2級の必須問題は、毎年ほぼ同じ2テーマが出る。
〇か×か。
答え:×
令和5年度は建設リサイクル法と切土法面、令和6年度は締固め度の試験とコンクリート、令和7年度は工程表と盛土でした。土工とコンクリートが入りやすい傾向はありますが、同じテーマの繰り返しではありません。
年度をまたいで重なっているのは切梁式土留め支保工内の掘削・TS・GNSSによる締固め管理・コールドジョイントの3つです。
選択問題は土工/コンクリート/安全管理/環境の4分野に散るので、得意な2分野を決めておくと選びやすくなります。
ただし同じテーマでも聞かれ方は毎回変わります。テーマ名ではなく論点を押さえます。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月
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