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令和4年度(後期)2級土木施工管理技士 No.20を解説、アスファルト舗装の締固め

令和4年度(2022年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.20は、道路のアスファルト舗装における締固めの施工に関する問題です。4つの記述のうち、最も適当でないものを1つ選びます。

この問題のポイント

転圧は、段階ごとに使う機械が決まっています。

問われるのは、二次転圧に用いる機械です。

引っかけは、初転圧の機械を二次転圧に当てる形で作られています。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(最も適当でない記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
⑴ 転圧温度が高過ぎると、ヘアクラックや変形等を起こすことがある○(正しい)高すぎると混合物が動く
⑵ 二次転圧は、一般にロードローラで行いますが、振動ローラを用いることもある×(誤り)二次転圧は一般にタイヤローラで行う。ロードローラを用いるのは初転圧
⑶ 仕上げ転圧は、不陸整正やローラマークの消去のために行う○(正しい)表面を整えて仕上げる
⑷ 締固め作業は、継目転圧、初転圧、二次転圧及び仕上げ転圧の順序で行う○(正しい)継目を先に締める

選択肢2のポイント(ここが誤り)

転圧は、継目転圧、初転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順に進みます。

初転圧は表面をならして所定の形にする段階で、平らな鉄輪をもつロードローラを使います。

二次転圧は一般にタイヤローラで行うもので、「ロードローラで行う」とする⑵は機械が違います

タイヤローラはゴムタイヤのもみ効果で骨材のかみ合わせを高め、所定の密度を確保します。振動ローラを用いることもあります。

⑴の転圧温度、⑶の仕上げ転圧、⑷の順序は、いずれも正しい記述です。

転圧の段階と使う機械

転圧の各段階を、目的と機械で並べると次のとおりです。

段階目的主な機械
継目転圧継目を先に密着させるロードローラ
初転圧表面をならし所定の形にするロードローラ
二次転圧所定の密度を確保するタイヤローラ(振動ローラも可)
仕上げ転圧不陸整正とローラマークの消去タイヤローラ、ロードローラ

密度を出す二次転圧だけがタイヤローラという点が問われます。

覚え方

  • 二次転圧は一般にタイヤローラ。ロードローラは初転圧
  • 順序は継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧
  • 仕上げ転圧は不陸整正とローラマークの消去
  • 転圧温度が高すぎるとヘアクラックや変形を起こす

理解度チェック

問題:二次転圧は、一般にロードローラで行う。

〇か×か。

答え:×

一般にタイヤローラで行います。ロードローラは初転圧です。

問題:仕上げ転圧は、不陸整正やローラマークの消去のために行う。

〇か×か。

答え:

表面を整えて仕上げる段階です。

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出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和4年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期・種別:土木) 問題・正答肢」
  • 締固めの手順と機械:舗装施工便覧(日本道路協会)

※ 問題文は転載していません。転圧の段階と機械は標準的な内容で、最新の便覧で確認してください。

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