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令和4年度(後期)2級土木施工管理技士 No.21を解説、アスファルト舗装の補修工法

令和4年度(2022年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.21は、道路のアスファルト舗装の補修工法に関する問題です。説明文に該当する工法を4つのうちから1つ選びます。

この問題のポイント

補修工法は、応急的か本格的か直す範囲で分かれます。

問われるのは、局部的なくぼみを応急的に充填する工法の名前です。

引っかけは、面的に直す工法を並べて選ばせる形で作られています。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(該当する工法)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
⑴ オーバーレイ工法×(該当しない)既設舗装の上に新しい混合物を面的に舗設する工法。局部的な応急充填ではない
⑵ 打換え工法×(該当しない)路床・路盤から造り直す本格的な補修
⑶ 切削工法×(該当しない)凸部を削り取って不陸を直す
⑷ パッチング工法○(該当する)くぼみやポットホールに応急的に充填する

選択肢4のポイント(ここが該当)

パッチングは、路面にできた穴やくぼみに舗装材料を詰めて、その場をしのぐ補修です。

走行の安全を確保するために早く手を打つもので、本格的な補修までのつなぎになります。

局部的なくぼみ、ポットホール、段差等に舗装材料で応急的に充填する工法がパッチング工法です

⑴のオーバーレイと⑵の打換えは、傷んだ範囲を面的に直す工法で、応急処置ではありません。

⑶の切削工法は、わだち掘れなどで盛り上がった部分を削り取って不陸を整える工法です。

補修工法の使い分け

この問題に出た工法を、直す範囲と深さで並べると次のとおりです。

工法直す範囲どこまで直すか
パッチング工法局部的表面のくぼみを応急的に充填
切削工法面的凸部を削って不陸を整正
オーバーレイ工法面的既設舗装の上に新しい層を重ねる
打換え工法面的路床・路盤から造り直す

局部的で応急なのはパッチングだけで、他は面的な補修です。

覚え方

  • 局部的なくぼみ・ポットホールの応急充填はパッチング工法
  • オーバーレイは既設舗装の上に新しい層を重ねる
  • 打換えは路床・路盤から造り直す
  • 切削は凸部を削って不陸を整正する

理解度チェック

問題:局部的なくぼみやポットホールに舗装材料で応急的に充填するのは、オーバーレイ工法である。

〇か×か。

答え:×

パッチング工法です。オーバーレイは面的に層を重ねる工法です。

問題:打換え工法は、路床・路盤から造り直す補修工法である。

〇か×か。

答え:

最も本格的な補修です。

令和4年度(後期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和4年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期・種別:土木) 問題・正答肢」
  • 舗装の補修工法:舗装の維持修繕ガイドブック(日本道路協会)

※ 問題文は転載していません。工法の分類は標準的な内容で、最新のガイドブックで確認してください。

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