令和8年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.14は、送電線路における鉄塔に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
この問題は、鉄塔の形の呼び名と、それをどこで使うかの対応を問うものです。四角鉄塔、方形鉄塔、えぼし形鉄塔、鋼管柱鉄塔の4つが並びます。
引っかけの核心は1点、鉄道や道路をまたぐ形はどれかです。またぐ形には別の呼び名があり、それが選択肢に入っていません。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 四角鉄塔は上から見て正方形。四面が同形で最も多く使われる |
| 2 | ×(誤り) | またいで使うのは門形鉄塔。方形鉄塔は上から見て長方形 |
| 3 | ○(正しい) | えぼし形鉄塔は上部が広がった形。長径間や1回線用に使う |
| 4 | ○(正しい) | 鋼管柱は骨組みが見えず細いので、景観に配慮する場所に使う |
名前と使いどころの対応が1か所だけずれています。
鉄塔の呼び名は、上から見た形や横から見た輪郭から付いています。四角鉄塔は真上から見て正方形、方形鉄塔は長方形です。方形鉄塔は正方形より幅を取らないので、用地の狭い場所や1回線を送る区間で使われます。
いっぽう鉄道や道路をまたぐときは、線路や車道の上に柱を建てられません。そこで両側に2本の柱を建て、その間に梁を渡した形にします。門のような輪郭になるので門形鉄塔と呼ばれます。
選択肢2は、またぐ使い方を方形鉄塔のものとしています。形の名前がそのまま使い道を表しているので、門の形を思い浮かべれば取り違えません。
鉄道や道路をまたいで送電線を渡すとき、どの鉄塔を使うか。
門形鉄塔です。両側に2本の柱を建てて梁を渡すので、線路や車道の上に柱を建てずに済みます。
四角鉄塔と方形鉄塔は何が違うか。
真上から見た形です。四角鉄塔は正方形で四面が同形、方形鉄塔は長方形で、用地の狭い場所や1回線の区間に使われます。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月