令和8年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.13は、図に示す日負荷曲線から日負荷率を求める問題です。需要電力が2時間ごとに階段状に示されており、4つの選択肢の中から正しい値を選びます。
この問題は、グラフから1日ぶんの電力量を読み取って割り算する計算問題です。最大値はグラフの一番高いところを見るだけですが、平均値は面積を出さないと分かりません。
核心は平均電力は1日の電力量を24で割って出すことで、階段の高さを平均するのではありません。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢2(50 %)
| 選択肢 | 値 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 40 % | 電力量の積み上げが足りないと出る値 |
| 2 | 50 % | 平均150kW÷最大300kW=0.5。正しい |
| 3 | 60 % | 階段の高さを単純平均すると近い値になる |
| 4 | 70 % | 与えられた図からは出てこない |
最大値は図から300kWとすぐ読めるので、平均値の出し方で答えが分かれます。
日負荷率は、1日の平均需要電力を最大需要電力で割った割合です。
日負荷率 = 平均需要電力 ÷ 最大需要電力 × 100
平均需要電力は、1日の電力量を24時間で割って出します。図の階段を時間の幅ごとに積み上げます。
50kW×6h=300、150kW×2h=300、200kW×4h=800、150kW×2h=300、300kW×4h=1,200、150kW×4h=600、50kW×2h=100。合計すると3,600kWhで、時間の合計も6+2+4+2+4+4+2=24hになります。
平均需要電力は3,600÷24=150kW、最大需要電力は図の一番高い300kWです。したがって日負荷率は150÷300×100=50%となります。
階段の高さ(50・150・200・150・300・150・50)をそのまま平均すると約150になりますが、これはそれぞれの幅が違うので偶然近いだけです。幅の広い区間ほど効くので、必ず面積で積み上げます。
日負荷率はどう求めるか。
1日の平均需要電力を最大需要電力で割ります。平均需要電力は、1日の電力量を24時間で割って出します。
日負荷率が高いことは何を意味するか。
1日の需要のばらつきが小さく、設備を無駄なく使えていることを意味します。最大値に合わせて設備を用意するので、平均が最大に近いほど効率がよくなります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月