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令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 No.39を解説、35日の経路を探す

令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.39は、図に示すネットワーク工程表のクリティカルパスとして正しいものを選ぶ問題です。イベント番号1から12まで、作業AからPまでが並びます。

この問題のポイント

この問題は、各イベントの最早開始時刻を順に埋められるかを問うものです。矢印が複数入ってくるイベントでは、大きいほうを採ります。

選択肢を1本ずつ足し算するより、イベント番号の小さい順に数字を埋めていくほうが速いです。最後に終点から逆にたどれば経路が出ます。

※ 問題の図そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(正しいもの)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 経路
1 誤り 1→3→5→7→9→10→11→12
2 誤り 1→4→6→8→9→10→11→12
3 正しい 1→4→6→7→9→10→11→12
4 誤り 1→2→4→6→8→9→10→11→12
5 誤り 1→2→3→5→7→9→10→11→12

正しいのは選択肢3です。

選択肢3のポイント(ここが答え)

イベント番号の小さい順に、最早開始時刻を埋めていきます。矢印が複数入るイベントでは、いちばん大きい値を採るのが決まりです。

各イベントの最早開始時刻

①=0
② B(1→2,4日) → 4
③ A(1→3,5日)=5、D(2→3,4日)=4+4=8 → 8
④ C(1→4,5日)=5、ダミー(2→4)=4 → 5
⑤ E(3→5,7日)=8+7 → 15
⑥ G(4→6,6日)=5+6 → 11
⑦ F(2→7,8日)=12、ダミー(5→7)=15、H(6→7,5日)=11+5=16 → 16
⑧ K(6→8,7日)=11+7 → 18
⑨ J(7→9,4日)=16+4=20、ダミー(8→9)=18 → 20
⑩ I(5→10,6日)=21、L(9→10,4日)=20+4=24 → 24
⑪ M(10→11,6日)=24+6=30、N(9→11,7日)=27、O(8→11,8日)=26 → 30
⑫ P(11→12,5日)=30+5 → 35

所要工期=35日

次に、終点から逆にたどります。各イベントで、その値を作った矢印を選んでいくだけです。

  • ⑫(35) ← P ← ⑪(30)
  • ⑪(30) ← M(24+6=30) ← ⑩(24)
  • ⑩(24) ← L(20+4=24) ← ⑨(20)
  • ⑨(20) ← J(16+4=20) ← ⑦(16)
  • ⑦(16) ← H(11+5=16) ← ⑥(11)
  • ⑥(11) ← G(5+6=11) ← ④(5)
  • ④(5) ← C(0+5=5) ← ①(0)

つなぐと ①→④→⑥→⑦→⑨→⑩→⑪→⑫ となり、選択肢3と一致します。

間違えやすいのは⑩です。Iを通る経路(15+6=21)よりLを通る経路(20+4=24)のほうが大きいので、⑩は24になります。選択肢1と選択肢5は⑤を経由してIで⑩へ入る形ですが、この経路では21日で着いてしまい、最大にはなりません。

選択肢2と選択肢4は⑧を経由します。⑧は18で、そこからダミーで⑨へ入っても18にしかならず、Jを通る20に負けます。⑨を決めているのはJのほうです。

④の入り方にも注意が要ります。C(1→4)で5日、ダミー(2→4)で4日なので、④を決めるのはCです。選択肢4は②を経由して④へ入る形ですが、こちらは4日で、5日のCに負けます。

覚え方

  • イベント番号の小さい順に最早開始時刻を埋める。矢印が複数なら大きいほうを採る
  • 終点まで埋めたら、その値を作った矢印を逆にたどる
  • ダミー(破線)は日数0。順序だけを表す

理解度チェック

Q.

この工程表の所要工期は何日か。

35日です。終点である⑫の最早開始時刻がそのまま所要工期になります。

Q.

矢印が複数入ってくるイベントでは、どの値を採るか。

いちばん大きい値を採ります。すべての先行作業が終わらないと次へ進めないためです。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問題」「同 正答肢」
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