令和6年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.9は、事務所の各室の基準面における推奨照度の値として、日本産業規格(JIS)の屋内照明基準上、誤っているものを選ぶ問題です。
この問題は、室ごとの推奨照度を覚えているかを問うものです。応接室は500lxで、会議室と同じ値です。
選択肢3は300lxと書いているので誤りです。
正解:選択肢3(応接室300lx)
| 選択肢 | 室と値 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 事務室 750lx | 基準どおり。正しい |
| 2 | 会議室 500lx | 基準どおり。正しい |
| 3 | 応接室 300lx | 500lx。誤り |
| 4 | 階段 150lx | 基準どおり。正しい |
誤っているのは選択肢3です。
引っかけの核心は、応接室が「くつろぐ場所だから暗くてよい」と思わせるところです。実際は会議室と同じ500lxです。
同じ論点が平成29年度(後期)No.11でも出ています。
| 出題 | 選択肢と正答 |
|---|---|
| 平成29年度(後期)No.11 | 事務室750/応接室500/会議室300/更衣室200 → 正答3(会議室300が誤り) |
| 令和6年度(前期)No.9 | 事務室750/会議室500/応接室300/階段150 → 正答3(応接室300が誤り) |
平成29年度では応接室500lxが正しい肢として置かれ、会議室300lxのほうが誤りとされました。令和6年度では逆に応接室を300lxにして誤りにしています。2つを並べると、応接室500lx・会議室500lxで確定します。
事務所の主な室の推奨照度は次のとおりです。
| 照度 | 室 |
|---|---|
| 750lx | 事務室、役員室、設計室、製図室 |
| 500lx | 会議室、応接室、集会室、印刷室 |
| 300lx | 受付、食堂、電気室、機械室 |
| 200lx | 更衣室、便所、洗面所、倉庫 |
| 150lx | 階段、廊下 |
値の並びは750/500/300/200/150という決まった刻みです。細かい作業をする部屋ほど明るく、通るだけの場所ほど暗くなっています。
照度の値そのものは、1lx=1m2あたり1lmの光束が当たっている状態です。式は E = F ÷ A(F:光束〔lm〕、A:面積〔m2〕)になります。
事務所の応接室の推奨照度は。
500lxです。会議室と同じ値になります。
階段の推奨照度は。
150lxです。廊下も同じ値です。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月