令和8年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.85は、危険物の品名と指定数量の組合せに関する問題です。この問題では、4つの組合せのうち、消防法上、不適当なものを選びます。ただし、危険物の性質はメタノールを除き非水溶性液体とします。
この問題は、危険物の規制に関する政令の別表第三が定める指定数量を問うものです。ガソリン、メタノール、軽油、重油の4つが並び、いずれも自家発電設備や工事現場で扱う油です。
引っかけの核心は1点、重油がどの石油類かです。数量は品名ごとに決まっているので、品名の区分さえ合えば数字も決まります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(不適当な組合せ)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | ガソリンは第一石油類(非水溶性)で200L |
| 2 | ○(正しい) | メタノールはアルコール類で400L |
| 3 | ○(正しい) | 軽油は第二石油類(非水溶性)で1,000L |
| 4 | ×(誤り) | 重油は第三石油類(非水溶性)で2,000L。4,000Lではない |
3つは別表どおりで、残る選択肢4の数量が倍になっています。
指定数量は、危険物の規制に関する政令の別表第三が品名ごとに決めています。第四類(引火性液体)の非水溶性液体では、特殊引火物50L、第一石油類200L、第二石油類1,000L、第三石油類2,000L、第四石油類6,000L、動植物油類10,000Lと並びます。アルコール類だけは400Lです。
重油は第三石油類にあたるので、非水溶性液体としての指定数量は2,000Lです。選択肢4の4,000Lは別表のどの欄にも無い数字で、隣の第四石油類6,000Lとも違います。
引火点が高いほど燃えにくいので、石油類の番号が上がるほど指定数量は大きくなります。200・1,000・2,000・6,000と倍々に近い形で増える並びを押さえておくと、途中の数字を作られても気づけます。
重油の指定数量はいくらか。
2,000Lです。重油は第三石油類にあたり、非水溶性液体としての指定数量が別表第三で2,000Lと定められています。
ガソリンと軽油の指定数量はそれぞれいくらか。
ガソリンは第一石油類で200L、軽油は第二石油類で1,000Lです。いずれも非水溶性液体としての値です。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月