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令和8年度 1級電気工事施工管理技士 No.66を解説、職長教育に品質管理は無い

令和8年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.66は、新たに職務につく職長への安全衛生教育に関する問題です。この問題では、4つの事項のうち、労働安全衛生法上、定められていないものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、職長教育の中身が法第六十条と労働安全衛生規則第四十条に並んでいるかを問うものです。作業方法の決定と労働者の配置、品質管理その他の技術上の管理、指導監督の方法、労働災害防止活動の4つが並びます。

引っかけの核心は1点、職長教育が扱うのは安全と衛生だけということです。現場の職長が実際にやっている仕事を全部並べているわけではありません。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(定められていない事項)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(定められている) 作業方法の決定及び労働者の配置に関すること(法第六十条第一号)
2 ×(定められていない) 品質管理その他の技術上の管理は、法にも規則にも出てこない
3 ○(定められている) 労働者に対する指導又は監督の方法に関すること(法第六十条第二号)
4 ○(定められている) 現場監督者として行うべき労働災害防止活動に関すること(規則第四十条第一項第三号)

選択肢2だけが、安全でも衛生でもない話です。

選択肢2のポイント(ここが答え)

職長教育の中身は、法第六十条が二つ挙げ、残りを労働安全衛生規則第四十条第一項が受けています。規則の三つは危険性又は有害性等の調査とその結果に基づき講ずる措置異常時等における措置その他現場監督者として行うべき労働災害防止活動です。

並んでいるのはどれも、危ないことを見つけて手を打つための項目です。品質管理その他の技術上の管理は、できあがりの良し悪しを扱う話で、この枠には入っていません。

規則第四十条第二項は時間数まで決めていて、作業手順の定め方と労働者の適正な配置の方法で2時間、指導及び教育の方法などで2.5時間、危険性等の調査で4時間といった具合です。時間が決まっているのは安全衛生の項目だけという点からも、品質管理が外だと分かります。

覚え方

  • 職長教育が扱うのは安全と衛生だけ。品質管理・原価管理は入らない
  • 法第六十条=作業方法の決定と労働者の配置/指導又は監督の方法
  • 規則第四十条=危険性等の調査/異常時等の措置/労働災害防止活動

理解度チェック

Q.

職長教育に品質管理は含まれるか。

含まれません。法第六十条と労働安全衛生規則第四十条が並べているのは安全と衛生に関する事項だけです。

Q.

規則第四十条が定める教育事項は何か。

危険性又は有害性等の調査とその結果に基づき講ずる措置、異常時等における措置、その他現場監督者として行うべき労働災害防止活動の三つです。

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参考資料

  • 労働安全衛生規則 第四十条(職長等の教育) e-Gov法令検索
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和8年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午後の部)」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和8年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定 正答肢」
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