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令和7年度 1級電気工事施工管理技士 No.76を解説、深さを測るのは鉛直器ではない

令和7年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.76は、現場打ちマンホールの施工に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、掘削から埋戻しまでの手順と使う道具を問うものです。引っかけの核心は測る量と器械の対応で、深さを測る器械と垂直を出す器械が入れ替わっていないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 鉛直器は垂直の芯を出す器械。深さは水準を測る器械で出す
2 ○(正しい) 砂利を隙間なく敷き、振動コンパクタで締め固めて沈下を防ぐ
3 ○(正しい) 捨コンクリートの平らな面に墨を出して位置を決める
4 ○(正しい) 良質の根切り土をランマで締め固めながら埋め戻す

選択肢1の「根切り深さの測定には、精度を高めるためにレーザ鉛直器を用いた」という記述が誤りです。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

レーザ鉛直器は、真上か真下へレーザを飛ばして垂直の芯を出すための器械です。高層の建物で階を上がっても通り芯をずらさないときや、柱の建入れを見るときに使います。

根切り深さは、基準となる高さから何メートル下がったかという高さの差です。高さの差を測るのは水準を出す器械で、レーザレベルや水準儀を据えて標尺を読みます。

問題文は「精度を高めるために」と書いてもっともらしく見せています。器械の精度ではなく、測る量が合っていないので、どれだけ精度が高くても深さは出ません。

覚え方

  • 鉛直器は垂直の芯、レベルは高さの差。測る量が違う
  • 根切り深さは高さの差なので、水準を出す器械で測る
  • 底面の砂利は隙間なく敷き、振動コンパクタで締め固める
  • 捨コンクリートは、墨を出すための平らな面を作るために打つ

理解度チェック

Q.

レーザ鉛直器は何を出すための器械か。

垂直の芯です。上下方向の位置を合わせるために使うもので、根切り深さのような高さの差を測る用途には向きません。

Q.

マンホールを設置する前に捨コンクリートを打つのは何のためか。

墨出しをするための平らな面を作るためです。その面に位置を書き込んで、マンホールを正確に据えます。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午後の部)」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定 正答肢」
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