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令和7年度 1級電気工事施工管理技士 No.50を解説、緩和曲線は平面内の曲線

令和7年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.50は、鉄道の軌道構造に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、軌道構造の用語の基本(曲線の種類・軌間の拡幅・カント・レール鋼の性質)を問うものです。なかでも引っかけの核心は緩和曲線が平面内か鉛直面内かで、縦曲線と取り違えていないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 記述の中身は縦曲線。緩和曲線は直線と円曲線をつなぐ平面内の曲線
2 ○(正しい) スラックは曲線部で車輪を円滑に通すための軌間の拡幅である
3 ○(正しい) 最大カントは、曲線上で停車しても転倒しないよう安全率を考慮した値
4 ○(正しい) 炭素量が増えると固く耐摩耗性は増すが、伸びと溶接性は下がる

選択肢1の「勾配変更箇所に設けられる鉛直面内の曲線」という記述は縦曲線の説明で、緩和曲線ではありません。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

線路の曲線は、どの面の中で曲がるかで名前が分かれます。上から見た平面内か、横から見た鉛直面内かです。

緩和曲線は平面内の曲線です。直線から円曲線へいきなり入ると横向きの力が急に立ち上がるので、曲率を少しずつ変えて間をつなぎます。カントやスラックもこの区間で徐々に付けていきます。

勾配が変わる箇所に設ける鉛直面内の曲線は縦曲線です。上り勾配から下り勾配へ折れ曲がると車両に上下の衝撃が出るため、丸みをつけてつなぎます。問題文はこちらの説明です。

覚え方

  • 緩和曲線は平面内、縦曲線は鉛直面内。曲がる面が違う
  • 緩和曲線は直線と円曲線をつなぎ、カント・スラックを徐々に付ける区間
  • 縦曲線は勾配変更箇所。上下の衝撃をやわらげる
  • スラックは曲線部の軌間の拡幅。カントは外側レールを高くする

理解度チェック

Q.

勾配変更箇所に設けられる鉛直面内の曲線を何というか。

縦曲線です。緩和曲線は直線と円曲線をつなぐ平面内の曲線で、別のものです。

Q.

緩和曲線は何のために設けるか。

直線から円曲線へ移るときに横向きの力が急に立ち上がるのを避けるためです。曲率を徐々に変え、あわせてカントやスラックも少しずつ付けていきます。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午前の部)」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定 正答肢」
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