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令和7年度 1級電気工事施工管理技士 No.39を解説、レイヤ2スイッチはMACアドレスを読む

令和7年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.39は、構内情報通信網(LAN)に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、LAN機器の基本(何を見て転送するか・電力の供給・論理的なグループ分け・不正アクセスの遮断)を問うものです。なかでも引っかけの核心はレイヤ2スイッチが読むアドレスで、層の番号と扱うアドレスが対応していると押さえているかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) ファイアウォールは不正なアクセスを遮断し内部ネットワークを守る
2 ×(誤り) レイヤ2スイッチが読むのはMACアドレスIPアドレスはレイヤ3の話
3 ○(正しい) PoEはLANケーブルで端末機器に電力を供給する機能
4 ○(正しい) VLANは物理的な接続に関係なく論理的に端末をグループ化する

選択肢2の「IPアドレスを読み取り」という記述が誤りで、レイヤ2スイッチが見るのはMACアドレスです。

選択肢2のポイント(ここが誤り)

レイヤ2、レイヤ3という呼び方は、通信の役割を層に分けたときの何番目の層まで扱うかを表しています。名前がそのまま答えになります。

レイヤ2はデータリンク層で、ここで使うのは機器ごとに固有のMACアドレスです。レイヤ2スイッチは、受け取ったフレームの宛先MACアドレスを見て、その機器がつながっているポートにだけ送ります。

IPアドレスを見るのはレイヤ3(ネットワーク層)で、レイヤ3スイッチやルータの役目です。異なるネットワークをまたぐときにIPアドレスが要ります。

覚え方

  • レイヤ2はMACアドレス、レイヤ3はIPアドレス。層の番号と対応する
  • レイヤ2スイッチは宛先MACのポートだけに送る。無駄な通信が減る
  • PoEはLANケーブルで電力も送る。無線APや監視カメラに使う
  • VLANは配線を変えずにグループを分けられる

理解度チェック

Q.

レイヤ2スイッチは何のアドレスを読み取って転送先を決めるか。

MACアドレスです。レイヤ2はデータリンク層で、機器ごとに固有のMACアドレスを使います。IPアドレスを見るのはレイヤ3のスイッチやルータです。

Q.

VLAN機能はどのようなことができるか。

スイッチと端末の物理的な接続の形にかかわらず、論理的に複数の端末をグループ化できます。配線を変えずにネットワークを分けられます。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午前の部)」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定 正答肢」
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