地質調査技士 独学ノート

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地質調査の工程管理とは?工程表の種類と安全最優先の考え方

ちしつモグラ

ちしつモグラ

工程管理って工期を縮めるのが一番なの?地質調査の工程表って何が普通なの?

この記事の要点

  • 調査を計画どおりに進めるため、工程表で進捗を管理すること。
  • 引っかけの核心=工程管理でも安全管理が最優先。工期や精度のために危険作業や工期遅延を無視するのは誤り。
  • 地質調査で最も用いられる工程図表はバーチャート式

地質調査の工程管理とは、調査が計画どおりに進むように、作業の予定と進捗を工程表で管理することです。

工期の中で各作業(準備・ボーリング・サンプリング・試験・解析・報告書)を割りつけ、遅れがあれば対処します。

試験では、何を優先するかと、工程表の種類が問われます。

バーチャート式工程表の模式図。準備、ボーリング、サンプリング、室内試験、解析、報告書の各作業を横棒で期間として示している。
バーチャート式工程表の例(模式図。作業名・日数は実物どおりではありません)。各作業の開始と期間を横棒で示し、地質調査で最も用いられる。

工程管理で最優先するもの

地質調査でも、工程管理で最優先するのは安全管理です。

工期を縮めると工事原価は安くなりますが、そのために危険な作業を許したり、必要な工期遅延を無視したりするのは誤りです。

工期遅延が予測されるときは、機械台数を増やす、作業時間を延長するといった対処を検討します。

工程表の種類

工程表にはいくつかの種類があり、地質調査ではバーチャート式が最も用いられます。

工程表特徴
バーチャート式作業を横棒で表す。見やすく、地質調査で最も用いられる
ネットワーク式作業の前後関係を結び、クリティカルパス(遅らせられない経路)を見つけられる
曲線式(出来高累計)出来高の累計を曲線で表し、進捗の遅れ進みを把握する

過去問での問われ方:何を最優先するか

工程管理は「何を最優先するか」と工程図の種類で出ます(h28現場調査No.57・No.58ほか)。

引っかけの核心は調査精度や工期短縮を安全より優先させることです。

「工程管理では調査精度の向上を最優先課題とし、多少の危険作業や工期遅延は考慮しなくてよい」とするのは誤りで、安全管理が最優先です(h28のNo.57)。

また「施工期間を短くすれば原価は必ず安くなる」のように「必ず」と言い切る記述も誤りです(h28のNo.58)。

工期遅延は機械台数や作業時間の延長で対処します。

間違えやすい:工期短縮 と 安全管理

工期を短くすると原価は下がりますが、安全管理は最優先です。

「精度や工期のために危険作業や工期遅延を考慮しなくてよい」とするのが定番の引っかけです。

工期遅延は無視せず、機械や作業時間で対処します。

理解度チェック

問題:地質調査の工程管理では、調査精度の向上を最優先課題とし、多少の危険作業や工期遅延は考慮しなくてもよい。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

工程管理でも安全管理が最優先です。危険作業や工期遅延を無視するのは誤りで、遅延は機械台数や作業時間の延長などで対処します。

問題:地質調査で最も用いられる工程図表は、バーチャート式工程図である。

〇か×か。

答えを見る

答え:

バーチャート式は作業を横棒で表す見やすい工程表で、地質調査で最も用いられます。前後関係やクリティカルパスを見るときはネットワーク式を使います。

工程管理でも安全管理が最優先。工程表はバーチャート式が地質調査で最も用いられる

出典・参考資料

  • 地質調査業務の工程管理・工程表の種類(地質調査の技術資料・国土交通省 地質・土質調査業務等共通仕様書)
  • 全地連 地質調査技士検定試験(h28 現場調査部門 No.57・No.58 工程管理 ほか)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。

※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。工程管理の運用は最新の仕様書・資料で確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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