令和4年度(2022年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.60は、品質管理に用いられるヒストグラムに関する文章の空欄に当てはまる語句の組合せを問う問題です。4つのうち、最も適当なものを1つ選びます。
ヒストグラムは、データの散らばり方を見るための図です。
問われるのは、図の形と縦軸が何を表すかです。
引っかけは、縦軸を度数から平均値にすり替える形で作られています。
※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(最も適当な組合せ)
| 空欄に入る語句の組合せ | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| ⑴ ばらつき|折れ線グラフ|平均値|作業に異常が起こって | ×(誤り) | ヒストグラムは柱状図。縦軸は度数で、左右対称な形は良好な品質管理を示す |
| ⑵ 異常値|柱状図|平均値|良好な品質管理が行われて | ×(誤り) | 知るのはばらつき。縦軸は度数 |
| ⑶ ばらつき|柱状図|度数|良好な品質管理が行われて | ○(正しい) | 4つの空欄がすべて正しく並ぶ |
| ⑷ 異常値|折れ線グラフ|度数|作業に異常が起こって | ×(誤り) | 図の形と判定の向きが誤り |
ヒストグラムは、測定値をいくつかの区間に分け、区間ごとのデータの個数を柱の高さで表した柱状図です。
横軸に測定値、縦軸にその区間に入ったデータの個数、すなわち度数を取ります。
平均値が規格値の中央にあり左右対称な形は、良好な品質管理が行われていることを示します。
山が規格値の端に寄っていたり、二つの山に分かれていたりする形は、作業に異常があることを疑う手がかりになります。
折れ線グラフは時間の経過に沿った変化を見る図で、ばらつきの分布を見るには適しません。
ヒストグラムの要素を、何を表すかで並べると次のとおりです。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 測定値のばらつきを知る |
| 図の形 | 柱状図(区間ごとの柱の高さで表す) |
| 横軸 | 測定値 |
| 縦軸 | 度数(その区間に入ったデータの個数) |
| 良好な形 | 平均値が規格値の中央にあり、左右対称 |
ばらつきを見るのがヒストグラム、時間の変化を見るのが管理図と分けて覚えます。
問題:ヒストグラムでは、横軸に測定値、縦軸に平均値を示している。
〇か×か。
答え:×
縦軸は度数です。
問題:平均値が規格値の中央に見られ、左右対称なヒストグラムは、良好な品質管理が行われている。
〇か×か。
答え:〇
ばらつきが小さく、規格の中央に収まっている形です。
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出典・参考資料
※ 問題文は転載していません。手法の考え方は標準的な内容です。
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