令和5年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.38は、抜け止め形のコンセントを表す図記号として、日本産業規格(JIS)上 正しいものを選ぶ問題です。
この問題は、コンセントに添える文字(傍記)を覚えているかを問うものです。抜け止め形はLKです。
コンセントの記号自体は4つとも同じです。
※ 問題の図そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢1(LK)
| 選択肢 | 傍記 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | LK | 抜け止め形を表す |
| 2 | T | 抜け止め形を表す傍記ではない |
| 3 | ET | 同上 |
| 4 | EL | 同上 |
正しいのは選択肢1です。
コンセントの図記号は、丸に横線を引いた形が基本です。その横に文字を添えて、種類を書き分けます。
この添える文字を傍記といいます。図面のどこにどんなコンセントを付けるかは、傍記で読み取ります。
抜け止め形=LK
差し込んだあと回して固定するコンセント
→ 振動や引っ張りでプラグが抜けない
抜け止め形を使うのは、抜けると困る場所です。
| 使う場所 | 抜けると何が起きるか |
|---|---|
| 冷蔵庫・冷凍庫 | 中身がだめになる |
| 医療機器・サーバ | 運転が止まる |
| 機械室・工場 | 振動でプラグがゆるむ |
ふつうのコンセントは、プラグを差し込むだけで刃をばねで挟んで保持しています。長く使うとばねがへたって抜けやすくなります。
抜け止め形は差し込んでから回すので、刃が引っかかって機械的に固定されます。引っ張っても抜けません。
図面を読むときは、コンセントの記号を見たら必ず傍記も見ることになります。記号の形だけでは種類が分かりません。
傍記で書き分けるもの(例)
極数や口数
定格電流
接地の有無
抜け止め形などの形状の指定
取付け位置(天井付・床付など)
設計図で傍記を見落とすと、ふつうのコンセントを取り付けてしまいます。器具の発注前に確かめます。
抜け止め形コンセントはどうやってプラグを保持するか。
差し込んだあとプラグを回して、刃を引っかけて機械的に固定します。引っ張っても抜けません。
コンセントの種類は図記号のどこで読み取るか。
記号の横に添える傍記です。記号の形は共通なので、傍記を見ないと種類が分かりません。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月