令和8年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.37は、非常用の進入口又はその近くに設ける赤色灯に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。
この問題は、赤色灯が何のためにあるかを問うものです。引っかけの核心は普段点いているか消えているかで、非常用という言葉に引きずられていないかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢1(誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 赤色灯は常時点灯。消えていては位置を知らせられない |
| 2 | ○(正しい) | 一般の者が勝手に切れる開閉器を設けない |
| 3 | ○(正しい) | 外部から見やすい方法で標識を掲示(施行令第126条の7第六号) |
| 4 | ○(正しい) | 停電しても点くよう予備電源に自動で切り替わる |
選択肢1の「常時は消灯」という記述が誤りで、赤色灯は常に点いています。
非常用の進入口の赤色灯は、消防隊がどこから建物へ入れるかを外から示す標識です。火災のときに道路側から見上げて、進入口の位置をすぐ見つけられるようにするために付けます。
普段消えていたら、いざというときに点くかどうか誰も分かりません。常に点いていれば、切れた球にも気づけます。だから常時点灯で、停電に備えて予備電源に自動で切り替わる構造にします。
選択肢2と3が、この読み方を裏づけています。一般の者が電源を切れないようにするのは常時通電が前提だからで、標識を掲示するのは常に見えている必要があるからです。
非常用の進入口の赤色灯は、常時点灯か常時消灯か。
常時点灯です。消防隊に進入口の位置を示す標識なので、普段から点いていなければ役に立ちません。停電に備えて予備電源も設けます。
赤色灯の電源に、一般の者が容易に遮断できる開閉器を設けてはいけないのはなぜか。
常時点灯させておく必要があるからです。誰かが切ってしまうと、火災時に進入口の位置が分からなくなります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年9月