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令和7年度 1級電気工事施工管理技士 No.78を解説、完成通知からの検査は20日以内

令和7年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.78は、建設工事の請負契約に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、元請負人が負う義務を横断で問うものです。契約書面の記載事項、完成通知を受けたときの検査、支払を受けたときの下請代金、見積りの努力義務が並びます。

なかでも引っかけの核心は1点、検査を完了する期間です。検査は20日、下請代金の支払は1月と、期間が別々に定まっています。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 契約に関する紛争の解決方法は書面の記載事項(建設業法第19条第1項第十五号)
2 ×(誤り) 検査の完了は通知を受けた日から20日以内(同第24条の4第1項)。「1月以内」は誤り
3 ○(正しい) 下請代金は支払を受けた日から1月以内に支払う(同第24条の3第1項)
4 ○(正しい) 工事の種別ごとの内訳を明らかにした見積りは努力義務(同第20条第1項)

選択肢2の「当該通知を受けた日から1月以内で」という記述が誤りで、正しくは20日以内です。

選択肢2のポイント(ここが誤り)

建設業法第24条の4第1項は、下請負人から完成の通知を受けた元請負人に、その日から20日以内で、かつ、できる限り短い期間内に検査を完了することを求めています。

1月以内という期間は、同法第24条の3第1項の下請代金の支払のほうです。元請負人が発注者から支払を受けた日から1月以内に、下請負人へ払います。

この問題は選択肢2と選択肢3の両方に「1月以内」を置いています。片方は正しく片方は誤りなので、どちらの手続の期間かを見分ける必要があります。

覚え方

  • 検査は20日、下請代金の支払は1月。どちらも「できる限り短い期間内に」が付く
  • 検査で完成を確認した後、下請負人が申し出たら直ちに引渡しを受ける
  • 契約に関する紛争の解決方法は、契約書面に必ず書く事項
  • 工事の種別ごとの内訳を明らかにした見積りは、努めるべき事項

理解度チェック

Q.

元請負人は、下請負人から完成の通知を受けてから何日以内に検査を完了するか。

20日以内です。建設業法第24条の4第1項に定めがあり、かつ、できる限り短い期間内に完了しなければなりません。

Q.

元請負人が発注者から支払を受けたとき、下請代金はいつまでに支払うか。

その支払を受けた日から1月以内です。建設業法第24条の3第1項の定めで、検査の20日とは別の期間です。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午後の部)」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定 正答肢」
  • 建設業法 第19条(建設工事の請負契約の内容)、第20条(建設工事の見積り等)、第24条の3(下請代金の支払)、第24条の4(検査及び引渡し)
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