地質調査技士 独学ノート

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入札契約の発注方式とは?プロポーザル・総合評価落札・価格競争の違い

ちしつモグラ

ちしつモグラ

プロポーザルと総合評価って何が違うの?総合評価の簡易型って評価テーマが要るの?

この記事の要点

  • 地質調査業務などの発注方式は、プロポーザル方式・総合評価落札方式・価格競争入札方式の3つ。
  • プロポーザル=技術提案で仕様を作る高度な業務向け。総合評価=価格+技術力。価格競争=価格のみ。
  • 引っかけの核心=総合評価の簡易型は実施方針のみ。評価テーマの技術提案は標準型

地質調査業務などの発注方式とは、発注者が業務の相手を選ぶ方法です。

国土交通省のプロポーザル方式及び総合評価落札方式の運用ガイドラインは、測量業務や地質調査業務にも適用されます。

試験では、各方式の使い分けと、総合評価落札方式の型が問われます。

発注方式の分類の模式図。発注方式はプロポーザル方式、総合評価落札方式、価格競争入札方式に分かれ、総合評価落札方式はさらに簡易型と標準型に分かれる。
発注方式の分類(模式図)。総合評価落札方式は簡易型(実施方針のみ)と標準型(実施方針+評価テーマの技術提案)に分かれる。

3つの発注方式

方式選び方・特徴
プロポーザル方式技術提案書を出させ、最も優れた者を特定する。仕様を作る側の技術力が成果を左右する高度な業務向け
総合評価落札方式価格に加え、技術力(実績・技術者・実施方針・技術提案)を総合的に評価して落札者を決める
価格競争入札方式応札した価格のみによって落札者を決める

総合評価落札方式の簡易型と標準型(過去問の引っかけ)

総合評価落札方式には簡易型と標準型があります。

技術的な工夫の余地が比較的小さい業務には簡易型、余地が大きい業務には標準型を使います。

求める技術提案の内容が違います。

求める技術提案
簡易型当該業務の実施方針の提出を求める
標準型実施方針に加え、評価テーマに関する技術提案を求める

「簡易型で評価テーマに関する技術提案が求められる」とするのは誤りです。

評価テーマの技術提案は標準型で求められます。

簡易型は実施方針が中心です。

過去問での問われ方:簡易型の技術提案

発注方式は各方式の使い分けと総合評価の型で出ます(R01現技管No.13ほか)。

引っかけの核心は簡易型に評価テーマの技術提案を求めるとすることです。

「総合評価落札方式(簡易型)では、実施方針と併せて評価テーマに関する技術提案が求められる」とするのは誤りで、評価テーマは標準型、簡易型は実施方針のみです(R01のNo.13)。

価格競争は価格のみで決める点も正しい記述として出ます。

年度をまたいだ問われ方は発注方式の論点整理を参照してください。

間違えやすい:簡易型 と 標準型

簡易型は実施方針の提出を求めます。

標準型はそれに加えて評価テーマに関する技術提案を求めます。

「簡易型でも評価テーマが必要」とするのが定番の引っかけです。

簡易型=実施方針、標準型=+評価テーマ、と分けます。

理解度チェック

問題:総合評価落札方式の簡易型では、実施方針と併せて、評価テーマに関する技術提案が求められる。

〇か×か。

答えを見る

答え:×

簡易型は実施方針の提出が中心です。評価テーマに関する技術提案を求めるのは標準型です。

問題:価格競争入札方式では、応札した価格のみによって落札者を決定する。

〇か×か。

答えを見る

答え:

価格競争入札方式は価格のみで落札者を決めます。価格に技術力を加えて評価するのが総合評価落札方式です。

プロポーザルは技術提案で仕様作成、総合評価は価格+技術、価格競争は価格のみ。総合評価の簡易型は実施方針、標準型は+評価テーマです。

出典・参考資料

  • 国土交通省「建設コンサルタント業務等におけるプロポーザル方式及び総合評価落札方式の運用ガイドライン」(土木関係建設コンサルタント業務・測量業務・地質調査業務)
  • 全地連 地質調査技士検定試験(R01 現場技術・管理部門 No.13 発注方式 ほか)。出題番号・正答は全地連公開の過去問・正答番号で照合。

※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。発注方式の運用は最新のガイドラインで確認してください。

地質調査技士 独学ノート 編集部

この記事を書いた人

地質調査技士 独学ノート 編集部

地質調査技士検定で過去に問われた用語・数値・調査手順を、地盤工学会の基準やJIS・国土交通省・環境省などの一次資料と、全地連の公式過去問に照らして整理しています。

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