地質調査業に適用される法律とは?品確法は適用・建設業法は適用外
ちしつモグラ
地質調査業に建設業法って適用されるの?品確法はどうなの?
この記事の要点
- どの法律が地質調査業務に適用されるかが問われる。
- 適用される=品確法・下請代金支払遅延等防止法。
- 引っかけの核心=品確法は地質調査業務にも適用される。建設業法は適用されない(地質調査業は建設業ではない)。
地質調査業は、建設業とは別の業務として扱われます。
そのため、地質調査業に適用される法律と、適用されない法律があります。
試験では、品確法・建設業法・入札契約適正化法・下請代金支払遅延等防止法などが、地質調査業務に適用されるかどうかが問われます。
地質調査業に適用される法律・されない法律
| 法律 | 地質調査業務への適用 |
|---|---|
| 公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法) | ○ 適用される |
| 下請代金支払遅延等防止法(下請法) | ○ 適用される |
| 建設業法 | × 適用されない(地質調査業は建設業ではない) |
| 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(入札契約適正化法) | × 適用されない |
「品確法は地質調査業務には適用されない」とするのは誤りです。
品確法は公共工事の調査・設計の品質確保も対象とし、地質調査業務にも適用されます。
一方、建設業を対象とする建設業法は、地質調査業には適用されません。
品確法と地質調査技士の資格
平成26年度に改正された品確法を受け、国土交通省は公共工事の品質確保のための技術者資格の登録制度を始めました。
平成27年度には、地質調査技士の資格が登録技術者資格として登録されています。
品確法が地質調査業務に関わる根拠の一つです。
間違えやすい:品確法(適用) と 建設業法(適用外)
品確法は調査・設計の品質確保も対象で、地質調査業務に適用されます。
建設業法は建設業を対象とする法律で、地質調査業には適用されません。
「品確法は適用されない」「建設業法が適用される」とするのが定番の引っかけです。
理解度チェック
問題:公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)は、地質調査業務には適用されない。
〇か×か。
答えを見る
答え:×
品確法は調査・設計の品質確保も対象とし、地質調査業務にも適用されます。地質調査技士の資格が登録技術者資格になっている根拠の一つです。
問題:建設業法は、地質調査業務には適用されない。
〇か×か。
答えを見る
答え:〇
建設業法は建設業を対象とする法律で、地質調査業は建設業ではないため適用されません。下請代金支払遅延等防止法は地質調査業にも適用されます。
品確法・下請法は地質調査業に適用される。建設業法・入札契約適正化法は適用されない。
ここが出題の中心です。
出典・参考資料
- 地質調査業の法的基盤(全国地質調査業協会連合会/国土交通省 品確法・建設業法・入契法の改正資料)
- 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会(全地連)地質調査技士検定試験(R01 現場技術・管理部門 No.4 ほか)。正答は全地連公開の正答番号で照合。
※ 用語の意味を自分の言葉で書いています。法律の適用・改正は最新の条文で確認してください。
※ この記事の確認日:2026年6月