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令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 No.21を解説、可とう管は1m以下

令和7年度(前期)2級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.21は、屋内の低圧配線を造営材に取り付ける場合の配線方法と支持点間の距離の組合せについて、「内線規程」上で不適当なものを選ぶ問題です。合成樹脂製可とう管・金属管・金属線ぴ・ライティングダクトの4つが並びます。

この問題のポイント

この問題は、配線方法ごとの支持点間の距離を数値で覚えているかを問うものです。管の丈夫さの順に並べると、数値の大小もそのとおりになります。

引っかけの核心は、選択肢1の1.5m以下です。合成樹脂製可とう管はいちばん短い1m以下で、この数値だけ他と違います。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(不適当なもの)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 誤り 合成樹脂製可とう管は1m以下。1.5mではない
2 正しい 金属管は2m以下
3 正しい 金属線ぴは1.5m以下
4 正しい ライティングダクトは2m以下

不適当なのは選択肢1です。

選択肢1のポイント(ここが答え)

合成樹脂製可とう管の数値は、令和4年度に正しい肢として載っています。

令和4年度(後期)2級 第一次検定 No.23(正答は選択肢3)

1.合成樹脂製可とう管  1m以下
2.金属管        2m以下
3.金属線ぴ       3m以下
4.金属ダクト      3m以下

この年に不適当とされたのは選択肢3の金属線ぴで、合成樹脂製可とう管の1m以下は正しい肢として残りました。令和7年度の選択肢1は、これを1.5mに変えた形です。

あわせて、金属線ぴが3mでは長すぎることも分かります。令和7年度の選択肢3にある1.5m以下が正しい数値です。

ライティングダクトの数値も、平成30年度に確かめられます。

平成30年度(後期)2級 学科試験 No.23(正答は選択肢4)

4.ライティングダクト  3m以下

3mが不適当とされたので、令和7年度の選択肢4にある2m以下が正しいと決まります。この年は選択肢2の「金属管 2m以下」も正しい肢として残りました。

ここまでを表にまとめます。

配線方法 支持点間の距離
合成樹脂製可とう管 1m以下
金属線ぴ 1.5m以下
金属管 2m以下
ライティングダクト 2m以下
金属ダクト 3m以下

並べると、自分の重さで垂れやすいものほど短い間隔で支えるという筋が通っています。曲げられる合成樹脂製可とう管がいちばん短く、太くて丈夫な金属ダクトがいちばん長くなります。

覚え方

  • 合成樹脂製可とう管1m 金属線ぴ1.5m 金属管とライティングダクト2m 金属ダクト3m
  • 垂れやすいものほど短い間隔で支える
  • 数値を1つずらして誤りにしてくる設問なので、5つとも数字で覚える

理解度チェック

Q.

合成樹脂製可とう管を造営材に取り付けるときの支持点間の距離は。

1m以下です。5つの配線方法のなかでいちばん短い間隔になります。

Q.

金属ダクトと金属線ぴでは、支持点間の距離はどちらが長いか。

金属ダクトです。金属ダクトが3m以下、金属線ぴが1.5m以下です。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)問題」「同 正答肢」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(後期)問題」No.23「同 正答肢」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度 2級電気工事施工管理技術検定 学科試験(後期)問題」No.23「同 正答肢」
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