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令和7年度 1級電気工事施工管理技士 No.62を解説、クリティカルパスは最も長い経路

令和7年度 1級電気工事施工管理技士 第一次検定 No.62は、ネットワーク工程表のクリティカルパスに関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、クリティカルパスの基本(本数・フロート・時刻の関係・どの経路か)を問うものです。なかでも引っかけの核心は最も長い経路か短い経路かで、工期を決めているのがどちらかを言い切れるかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 同じ日数の経路が複数あれば、クリティカルパスは1本とは限らない
2 ○(正しい) クリティカルパス上の作業に余裕はない。フロートは0
3 ○(正しい) 余裕がないため、各イベントの最早と最遅の時刻が一致する
4 ×(誤り) クリティカルパスは最も長い経路。「最も短い経路」は逆

選択肢4の「最も短い経路である」という記述が誤りで、クリティカルパスは開始点から終了点までで最も長い経路です。

選択肢4のポイント(ここが誤り)

工期は、すべての経路が終わって初めて工事が終わることで決まります。だから一番時間のかかる経路が終わるまで、全体は終われません。

その一番長い経路がクリティカルパスです。ここが1日遅れると工期がそのまま1日延びます。短い経路は余裕があるので、多少遅れても全体には響きません。

選択肢2と3も、この性質の言い換えです。最も長い経路には余裕がないのでフロートは0になり、各イベントの最早と最遅の時刻も一致します。

覚え方

  • クリティカルパスは開始点から終了点までで最も長い経路
  • ここが1日遅れると工期が1日延びる。だから重点管理する
  • クリティカルパス上のフロートは0。最早と最遅の時刻が一致する
  • 同じ日数の経路が複数あれば、1本とは限らない

理解度チェック

Q.

クリティカルパスは、開始点から終了点までのすべての経路のうちどの経路か。

最も長い経路です。すべての経路が終わって初めて工事が終わるため、一番時間のかかる経路が工期を決めます。

Q.

クリティカルパス上のイベントで、最早開始時刻と最遅完了時刻はどうなるか。

等しくなります。余裕がまったくないため、最も早く始められる時刻と、遅くともこの時刻までに終わらせなければならない時刻が一致します。

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参考資料

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定問題(午後の部)」
  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 1級電気工事施工管理技術検定 第一次検定 正答肢」
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