関数表は試験で配られます(暗記は不要)。計算で三角関数や平方根の値が必要なときは、問題冊子の巻末に付く関数表を見て使います(問題文に値が書いてある場合はその値を使います)。電卓は持ち込めません。
平成24年 No.7
点Pは既知点Aから方向角240°00′00″、平面距離200.00mの位置にある。既知点A(X=+500.00m、Y=+100.00m)とする。点Pの座標は幾らか。
求めるもの:点Pの座標
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成24年 No.7)
選択肢
解き方(全過程)
1. 点Aと点Pの位置を図にする
既知点A(500, 100)から、方向角240°(南西向き)・距離200mの先に点Pがあります。まず条件を図にします。
2. cos240°・sin240° の値を関数表から求めておく
240°は関数表(0°〜90°)に載っていません。そこで 240°=180°+60° と考え、基準の60°で見ます。240°は南西を向きます。南西は南と西の間なので、南(Xがマイナス)と西(Yがマイナス)に進みます。だから cos240° も sin240° もマイナスになります。
| 角度 | sin | cos |
|---|---|---|
| 60° | 0.86603 | 0.50000 |
関数表の60°の行から sin60°=0.86603、cos60°=0.50000。南西向きなので符号を付けて、cos240°=−0.5、sin240°=−0.86603 と求めておきます。
3. ΔX・ΔYを求める
掛け算する理由は、cos・sin が「斜辺に対する辺の割合」だからです。
ΔX=200.00×cos240°=200.00×(−0.5)=−100.00m。ΔY=200.00×sin240°=200.00×(−0.86603)=−173.21m。
4. 点Aの座標に足す
XP=+500.00+(−100.00)=+400.00m。YP=+100.00+(−173.21)=−73.21m。
答え XP=+400.00m、YP=−73.21m(選択肢4)
平成27年 No.6
点A(X=−100.00m、Y=−500.00m)。方向角230°00′00″、平面距離1,000.00m。
求めるもの:点Pの座標
選択肢
解き方(全過程)
1. 点Aと点Pの位置を図にする
既知点A(−100, −500)から、方向角230°(南西向き)・距離1,000mの先に点Pがあります。まず条件を図にします。
2. cos230°・sin230° の値を関数表から求めておく
230°は関数表(0°〜90°)に載っていません。そこで 230°=180°+50° と考え、基準の50°で見ます。230°は南西を向きます。南西は南と西の間なので、南(Xがマイナス)と西(Yがマイナス)に進みます。だから cos230° も sin230° もマイナスになります。
| 角度 | sin | cos |
|---|---|---|
| 50° | 0.76604 | 0.64279 |
関数表の50°の行から sin50°=0.76604、cos50°=0.64279。南西向きなので符号を付けて、cos230°=−0.64279、sin230°=−0.76604 と求めておきます。
3. ΔX・ΔYを求める
掛け算する理由は、cos・sin が「斜辺に対する辺の割合」だからです。
ΔX=1,000.00×cos230°=1,000.00×(−0.64279)=−642.79m。ΔY=1,000.00×sin230°=1,000.00×(−0.76604)=−766.04m。
4. 点Aの座標に足す
XP=−100.00+(−642.79)=−742.79m。YP=−500.00+(−766.04)=−1,266.04m。
答え XP=−742.79m、YP=−1,266.04m(選択肢3)
令和元年 No.6
点A(X=−1,000.00m、Y=+500.00m)。方向角198°00′00″、平面距離1,200.00m。
求めるもの:点Bの座標
出典:過去問(R元 No.6)
選択肢
解き方(全過程)
1. 点Aと点Bの位置を図にする
既知点A(−1000, +500)から、方向角198°(南西向き)・距離1,200mの先に点Bがあります。まず条件を図にします。
2. cos198°・sin198° の値を関数表から求めておく
198°は関数表(0°〜90°)に載っていません。そこで 198°=180°+18° と考え、基準の18°で見ます。198°は南西を向きます。南西は南と西の間なので、南(Xがマイナス)と西(Yがマイナス)に進みます。だから cos198° も sin198° もマイナスになります。
| 角度 | sin | cos |
|---|---|---|
| 18° | 0.30902 | 0.95106 |
関数表の18°の行から sin18°=0.30902、cos18°=0.95106。南西向きなので符号を付けて、cos198°=−0.95106、sin198°=−0.30902 と求めておきます。
3. ΔX・ΔYを求める
掛け算する理由は、cos・sin が「斜辺に対する辺の割合」だからです。
ΔX=1,200.00×cos198°=1,200.00×(−0.95106)=−1,141.27m。ΔY=1,200.00×sin198°=1,200.00×(−0.30902)=−370.82m。
4. 点Aの座標に足す
XB=−1000.00+(−1141.27)=−2,141.27m。YB=+500.00+(−370.82)=+129.18m。
答え XB=−2,141.27m、YB=+129.18m(選択肢4)
令和6年 No.6
点A(X=−800.00m、Y=+1,100.00m)。方向角305°00′00″、平面距離1,000.00m。
求めるもの:点Bの座標
出典:過去問(R6 No.6)
選択肢
解き方(全過程)
1. 点Aと点Bの位置を図にする
既知点A(−800, +1100)から、方向角305°(北西向き)・距離1,000mの先に点Bがあります。まず条件を図にします。
2. cos305°・sin305° の値を関数表から求めておく
305°は関数表(0°〜90°)に載っていません。そこで 305°=360°−55° と考え、基準の55°で見ます。305°は北西を向きます。北西は北と西の間なので、北(Xがプラス)と西(Yがマイナス)に進みます。だから cos305° はプラス、sin305° はマイナスになります。
| 角度 | sin | cos |
|---|---|---|
| 55° | 0.81915 | 0.57358 |
関数表の55°の行から sin55°=0.81915、cos55°=0.57358。北西向きなので符号を付けて、cos305°=+0.57358、sin305°=−0.81915 と求めておきます。
3. ΔX・ΔYを求める
掛け算する理由は、cos・sin が「斜辺に対する辺の割合」だからです。
ΔX=1,000.00×cos305°=1,000.00×(+0.57358)=+573.58m。ΔY=1,000.00×sin305°=1,000.00×(−0.81915)=−819.15m。
4. 点Aの座標に足す
XB=−800.00+573.58=−226.42m。YB=+1100.00+(−819.15)=+280.85m。
答え XB=−226.42m、YB=+280.85m(選択肢4)
平成25年 No.27
4級基準点から放射観測。点A=方向角0°00′00″・距離32.000m、点B=方向角60°00′00″・距離40.000m、点C=方向角330°00′00″・距離24.000m。三角形ABCの面積。
求めるもの:三角形の面積
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成25年 No.27)
選択肢
解き方(全過程)
1. 各点の座標を出す(方向角と距離)
X=距離×cos方向角、Y=距離×sin方向角。cos0°=1、sin0°=0。cos60°=0.5、sin60°=0.86603。cos330°=0.86603、sin330°=−0.5。
A:X=32×1=32.000、Y=32×0=0。
B:X=40×0.5=20.000、Y=40×0.86603=34.641。
C:X=24×0.86603=20.785、Y=24×(−0.5)=−12.000。
2. 座標法で面積を出す
面積=½×|XA(YB−YC)+XB(YC−YA)+XC(YA−YB)|
=½×|32×(34.641−(−12.000))+20×(−12.000−0)+20.785×(0−34.641)|
=½×|1,492.5−240.0−720.0|=½×532.5=266㎡。
答え 約266㎡(選択肢5)
平成29年 No.27
4級基準点からトータルステーションの放射法で観測。点A=距離30m・方向角30°、点B=距離12m・方向角90°、点C=距離20m・方向角300°。
求めるもの:三角形ABCの面積
選択肢
解き方(全過程)
1. 各点の座標を出す(方向角と距離)
X=距離×cos方向角、Y=距離×sin方向角。
A:X=30×cos30°=30×0.86603=25.981、Y=30×sin30°=30×0.5=15.000
B:X=12×cos90°=0、Y=12×sin90°=12.000
C:X=20×cos300°=20×0.5=10.000、Y=20×sin300°=20×(−0.86603)=−17.321
2. 座標法で面積を出す
面積=½×|XA(YB−YC)+XB(YC−YA)+XC(YA−YB)|
=½×|25.981×(12.000−(−17.321))+0+10.000×(15.000−12.000)|
=½×|25.981×29.321+30.00|=½×791.79=395.9㎡
答え 面積=約396㎡(選択肢4)
令和3年 No.27
トータルステーションの放射観測。点A=方向角75°00′00″・距離48.000m、点B=方向角105°00′00″・距離32.000m、点C=方向角105°00′00″・距離23.000m。(座標法で面積約108㎡)
求めるもの:三角形の面積
選択肢
解き方(全過程)
1. 各点の座標を出す(方向角と距離)
cos75°=0.25882、sin75°=0.96593。105°は cos105°=−0.25882、sin105°=0.96593。
A:X=48×0.25882=12.423、Y=48×0.96593=46.365
B:X=32×(−0.25882)=−8.282、Y=32×0.96593=30.910
C:X=23×(−0.25882)=−5.953、Y=23×0.96593=22.216
2. 座標法で面積を出す
面積=½×|XA(YB−YC)+XB(YC−YA)+XC(YA−YB)|
=½×|12.423×(30.910−22.216)+(−8.282)×(22.216−46.365)+(−5.953)×(46.365−30.910)|
=½×|108.01+200.00−92.01|=½×216.00=108.0㎡
答え 面積=約108㎡
令和4年 No.27
基準点から放射観測。点A=距離50m・方向角45°、点B=距離20m・方向角90°、点C=距離50m・方向角330°。
求めるもの:三角形の面積
選択肢
解き方(全過程)
1. 各点の座標を出す(方向角と距離)
A:X=50×cos45°=50×0.70711=35.356、Y=50×sin45°=35.356
B:X=20×cos90°=0、Y=20×sin90°=20.000
C:X=50×cos330°=50×0.86603=43.302、Y=50×sin330°=50×(−0.5)=−25.000
2. 座標法で面積を出す
面積=½×|XA(YB−YC)+XB(YC−YA)+XC(YA−YB)|
=½×|35.356×(20.000−(−25.000))+0+43.302×(35.356−20.000)|
=½×|35.356×45.000+43.302×15.356|=½×2255.97=1128.0㎡
答え 面積=約1,128㎡(選択肢4)
令和7年 No.27
基準点Pから放射観測。点A=方向角60°00′00″・距離30.000m、点B=方向角115°00′00″・距離40.000m、点C=方向角115°00′00″・距離23.000m。
求めるもの:三角形ABCの面積
選択肢
解き方(全過程)
1. 各点の座標を出す(方向角と距離)
cos60°=0.5、sin60°=0.86603。cos115°=−0.42262、sin115°=0.90631。
A:X=30×0.5=15.000、Y=30×0.86603=25.981
B:X=40×(−0.42262)=−16.905、Y=40×0.90631=36.252
C:X=23×(−0.42262)=−9.720、Y=23×0.90631=20.845
2. 座標法で面積を出す
面積=½×|XA(YB−YC)+XB(YC−YA)+XC(YA−YB)|
=½×|15.000×(36.252−20.845)+(−16.905)×(20.845−25.981)+(−9.720)×(25.981−36.252)|
=½×|231.11+86.83+99.83|=½×417.77=208.9㎡
答え 約209㎡(選択肢4)
平成25年 No.25
路線測量の横断測量を単観測昇降式で実施。点Aの標高H1=35.500m。f1=1.500m、f2=1.400m、D1=35.000m、D2=50.000m、α1=30°、α2=45°(α=器械点での高低角、D=斜距離、f=目標高)。点Bの標高H2は幾らか。
求めるもの:点Bの標高H2
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成25年 No.25)
選択肢
解き方(全過程)
1. 器械点の視準線標高を出す(三角関数)
点A標高H1=器械点視準線標高+D1×sinα1−f1 なので、器械点視準線標高=H1−D1×sinα1+f1。
=35.500−35.000×sin30°+1.500。sin30°=0.5。=35.500−17.500+1.500=19.500m。
2. 点Bの標高を出す
H2=器械点視準線標高+D2×sinα2−f2=19.500+50.000×sin45°−1.400。sin45°=0.70711。
=19.500+35.356−1.400=53.456m。
答え 約53.456m(選択肢5)
平成28年 No.5
既知点B標高250.00m、器械高1.50m、目標高1.70m、斜距離1,200m、高低角α=−3°、両差0.10m。
求めるもの:新点Aの標高
選択肢
解き方(全過程)
1. 高低差を出す(三角関数)
高低角α=−3°(下り)。sin3°=0.05234。
高低差=D×sinα=1,200×(−0.05234)=−62.808m。
2. 標高の式に入れる
HA=HB+器械高iB+高低差−目標高fA+両差。
HA=250.00+1.50+(−62.808)−1.70+0.10。
3. 計算する
HA=250.00+1.50−62.808−1.70+0.10=187.09m。
答え 新点Aの標高=187.09m(選択肢3)
平成30年 No.14
基準点標高70m、鉛直角25°、斜距離33m、点B標高73m、AB水平距離190m、縮尺1/1,000。
求めるもの:80m等高線の交点(地形図作成)
選択肢
解き方(全過程)
1. 点Aの標高を出す(三角関数)
基準点(標高70m)から高低角25°・斜距離33mで点Aを観測。sin25°=0.42262。
高低差=33×sin25°=33×0.42262=13.95m。
点Aの標高=70+13.95=83.95m。
2. AとBの標高差
点A83.95m、点B73m。標高差=83.95−73=10.95m(水平距離190m)。
3. 80m等高線までを比例配分
点Bから80mまで=80−73=7m。
190:10.95=X:7 → X=190×7÷10.95=121.46m。
4. 図上距離に直す(縮尺1/1,000)
121.46÷1,000=0.12146m=12.15cm≒12.2cm。
答え 約12.2cm(選択肢4)
令和2年 No.7
斜距離950m、高低角α=3°0′0″、既知点B標高350.00m、器械高1.40m、目標高1.60m、両差0.10m。
求めるもの:新点Aの標高
出典:過去問(R2 No.7)
選択肢
解き方(全過程)
1. 高低差を出す(三角関数)
器械は既知点Bにあり、下り(俯角)3°で新点Aを観測する。sin3°=0.05234。
高低差=−D×sin3°=−950×0.05234=−49.723m。
2. 標高の式に入れる
HA=HB+器械高iB+高低差−目標高fA+両差。
HA=350.00+1.40+(−49.723)−1.60+0.10。
3. 計算する
HA=350.00+1.40−49.723−1.60+0.10=300.18m。
答え 新点Aの標高=300.18m(選択肢3)
令和2年 No.14
点A標高125m、鉛直角−30°、斜距離86m、点C標高42m、BC水平距離300m、縮尺1/500。
求めるもの:60m等高線の交点(縦断面測量)
選択肢
解き方(全過程)
1. 点Bの標高を出す(三角関数)
点A(標高125m)から鉛直角−30°(下り)・斜距離86mで点Bを観測。sin30°=0.5。
高低差=−86×sin30°=−86×0.5=−43m。
点Bの標高=125−43=82m。
2. BとCの標高差
点B82m、点C42m。標高差=82−42=40m(水平距離300m)。
3. 60m等高線までを比例配分
点Cから60mまで=60−42=18m。
300:40=ℓ:18 → ℓ=300×18÷40=135m。
4. 図上距離に直す(縮尺1/500)
135÷500=0.27m=27.0cm。
答え 27.0cm(選択肢4)
令和5年 No.7
斜距離D=1,000m、高低角αA=11°00′05″、既知点A標高10.00m。器械高・目標高は iA=fA=1.500m、iB=fB=1.600m。両差の補正あり。
求めるもの:高低差・標高
出典:過去問(R5 No.7)
選択肢
解き方(全過程)
1. 高低差を出す(三角関数)
既知点Aから高低角11°・斜距離1,000mで新点Bを観測。sin11°=0.19081。
高低差=1,000×sin11°=1,000×0.19081=190.81m。
2. 新点Bの標高を出す
HB=HA+器械高iA+高低差−目標高fB=10.00+1.500+190.81−1.600=200.71m。
答え 新点Bの標高=200.71m(選択肢3)
令和6年 No.15
基準点A標高40.8m、高低角6°、斜距離50m、縮尺1/1,000。
求めるもの:45m等高線の交点
選択肢
解き方(全過程)
1. 高低差と水平距離を出す(三角関数)
基準点A(標高40.8m)から高低角6°・斜距離50m。sin6°=0.10453、cos6°=0.99452。
高低差=50×sin6°=50×0.10453=5.2265m。
水平距離=50×cos6°=50×0.99452=49.726m。
2. 45m等高線までの高さ
45−40.8=4.2m。
3. 比例配分
49.726:5.2265=X:4.2 → X=49.726×4.2÷5.2265=39.96m。
4. 図上距離に直す(縮尺1/1,000)
39.96÷1,000=0.03996m≒4.0cm。
答え 約4.0cm(選択肢3)
令和7年 No.13
点A標高86.3m、点C標高123.8m、点X標高87.3m、高低角−5°、斜距離72.0m、BC水平距離500.0m、縮尺1/1,000。
求めるもの:縦断面測量(等高線の交点)
選択肢
解き方(全過程)
1. 点Bの標高を出す(三角関数)
点A(標高86.3m)から高低角−5°・斜距離72.0mで点Bを観測。sin5°=0.08716。
高低差=72.0×sin(−5°)=72.0×(−0.08716)=−6.276m。
点Bの標高=86.3−6.276=80.02m。
2. BC間の傾斜を出す
BC標高差=123.8−80.02=43.78m(水平距離500m)。傾斜率=43.78÷500=0.08755。
3. 点Xまでの水平距離を出す
BX標高差=87.3−80.02=7.28m。BX水平距離=7.28÷0.08755=83.1m。
4. 図上距離に直す(縮尺1/1,000)
83.1÷1,000=0.0831m≒8.3cm。
答え 約8.3cm(選択肢1)
平成29年 No.3
三角形ABCで、BC=6m、∠BAC=130°、∠ABC=30°。
求めるもの:辺AC(正弦定理)
選択肢
解き方(全過程・三角関数を使う辺ACの部分)
1. 正弦定理を立てる
辺ACの向かいの角は∠ABC=30°、辺BCの向かいの角は∠BAC=130°。
AC÷sin30°=BC÷sin130°。
2. 関数表の値に直す
sin30°=0.5。sin130°=sin(180°−50°)=sin50°=0.76604。
3. ACを求める
AC=BC×sin30°÷sin130°=6×0.5÷0.76604
=3÷0.76604=3.916m
答え AC=3.916m(選択肢3)
令和3年 No.3
四角形ABCDで、∠ABC=90°、∠DAB=105°、AB=BC=20m、AD=10m。
求めるもの:ACの長さと四角形の面積(三平方+½ab·sinC)
出典:過去問(R3 No.3)
選択肢
解き方(全過程)
1. ACを三平方で出す
△ABCは∠ABC=90°・AB=BC=20mの直角二等辺三角形。
AC=20×√2=20×1.41421=28.284m。
2. △ACDの角を出す
直角二等辺なので∠BAC=45°。
∠DAC=∠DAB−∠BAC=105°−45°=60°。
3. 面積を足す
△ABC=½×20×20=200㎡。
△ACD=½×AC×AD×sin60°=½×28.284×10×0.86603=122.475㎡。
四角形ABCD=200+122.475=322.475㎡。
答え AC=28.284m、面積=322.475㎡(選択肢2)
令和6年 No.3
三角形ABCで、AC=8.0m、∠BCA=70°、∠ABC=30°。
求めるもの:辺BC(正弦定理)
出典:過去問(R6 No.3)
選択肢
解き方(全過程・三角関数を使う辺BCの部分)
1. 残りの角を出す
∠BAC=180°−∠BCA−∠ABC=180°−70°−30°=80°。
2. 正弦定理を立てる
辺BCの向かいの角は∠BAC=80°、辺ACの向かいの角は∠ABC=30°。
BC÷sin80°=AC÷sin30°。
3. 関数表の値に直してBCを求める
sin80°=0.98481、sin30°=0.5。
BC=AC×sin80°÷sin30°=8.0×0.98481÷0.5
=7.87848÷0.5=15.8m
答え BC=15.8m(選択肢4)
令和8年 No.3
三角形ABCで、辺AB=11m、辺BC=14m、辺CA=9m。∠ABCの角度(余弦定理)と三角形ABCの面積を求める。
求めるもの:∠ABCと三角形の面積
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和8年 No.3)
選択肢
解き方(全過程)
1. 余弦定理で∠ABCのcosを出す
cos∠ABC=(AB²+BC²−CA²)÷(2×AB×BC)=(121+196−81)÷(2×11×14)=236÷308=0.76623。
2. 関数表で角度を読む
cos40°=0.76604。0.76623に最も近いので∠ABC≒40°。
3. 面積を出す
面積=½×AB×BC×sin∠ABC=½×11×14×sin40°。sin40°=0.64279。
=½×154×0.64279=49.5㎡。
答え ∠ABC=40°、面積=約49.5㎡(選択肢1)
平成23年 No.25
現道路R=600m・交角α=90°、新道路の交角β=60°、起点BC及び交点IPは変えない、π=3.14(tan30°=0.57735)。新道路BC〜EC′の路線長(曲線長)。
求めるもの:新道路の路線長(接線長 tan)
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成23年 No.25)
選択肢
解き方(全過程)
1. 現道路の接線長を出す
TL=R×tan(α/2)=600×tan45°=600×1=600m。
2. 新道路の半径を出す(接線長が等しい)
BC・IPが同じなので新道路の接線長も600m。R′×tan(β/2)=R′×tan30°=600。tan30°=0.57735。
R′=600÷0.57735=1,039.2m。
3. 新道路の曲線長を出す
CL=R′×β×π÷180=1,039.2×60×3.14÷180=1,088m。
答え 約1,088m(選択肢4)
平成24年 No.25
起点BP(No.0)から終点EPまで、始点BC・終点EC、曲線半径R=200m、交角I=90°。中心杭を20mごとに設置。BP〜BC・EC〜EP間は直線、IPの位置はBPから270m・EPから320m、π=3.14。BCにおける交点IPから中心杭No.15の偏角δ。
求めるもの:偏角δ
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成24年 No.25)
選択肢
解き方(全過程)
1. 接線長TLを出す
TL=R×tan(I/2)=200×tan45°=200m。
2. BC点の位置を出す
IPはBPから270m。BCはIPの200m手前なので、BP〜BC=270−200=70m。
3. BCからNo.15までの弧長を出す
中心杭No.15=BPから15×20=300m。BC=BPから70m。弧長BC〜No.15=300−70=230m。
4. 偏角δを出す(弧度)
弧の中心角=弧長÷R=230÷200=1.15ラジアン。δ=中心角÷2=0.575ラジアン=0.575×180÷3.14≒33°。
答え 約33°(選択肢3)
平成27年 No.26
曲線半径R=100m、交角I=108°。
求めるもの:BC点から曲線中央点SPまでの弦長(正弦定理・二等辺三角形)
選択肢
解き方(全過程)
1. 中心角を出す
BCから曲線中点SPまでの中心角は交角の半分。∠BC-O-SP=108°÷2=54°。
2. 二等辺三角形の底角を出す
O-BC=O-SP=R=100mの二等辺三角形。底角=(180°−54°)÷2=63°。
3. 正弦定理で弦BC-SPを出す(三角関数)
x÷sin54°=R÷sin63°。sin54°=0.80902、sin63°=0.89101。
x=100×0.80902÷0.89101=90.80m。
答え 約90.80m(選択肢3)
平成28年 No.26
現道路R=500m・交角α=90°、新道路の交角β=60°、BC・IPは変えない、π=3.142。
求めるもの:接線長ほか(TL=R·tan(I/2))
選択肢
解き方(全過程)
1. 現道路の接線長を出す
現道路 TL=R×tan(α/2)=500×tan45°=500×1=500m。
2. 新道路の半径を出す(接線長が等しい)
BC・IPが同じなので、新道路の接線長も500m。
R′×tan(β/2)=R′×tan30°=500。tan30°=0.57735。
R′=500÷0.57735=866m。
3. 新道路の曲線長を出す
CL=π×R′×β÷180=3.142×866×60÷180=907m。
答え 約907m(選択肢4)
平成29年 No.26
当初R=600m・交角α=56°、変更後の交角β=90°、BC・IPは変えない。
求めるもの:曲線中心の移動量(接線長 tan)
選択肢
解き方(全過程)
1. 当初の接線長を出す(三角関数)
TL=R×tan(α/2)=600×tan28°。tan28°=0.53171。
TL=600×0.53171=319m。
2. 変更後の半径を出す(接線長が等しい)
BC・IPが同じなので接線長も319m。
X×tan(β/2)=X×tan45°=X=319。よってX=319m。
3. 中心の移動量を出す
移動量=当初R−変更後R=600−319=281m。
答え 約281m(選択肢2)
令和2年 No.26
曲線半径R=200m、交角I=112°。
求めるもの:点Aから曲線中点Cまでの弦長(L=2R·sinδ)
選択肢
解き方(全過程)
1. 中心角を出す
点Aから曲線中点Cまでの弧の中心角は、交角Iの半分。∠AOC=112°÷2=56°。
2. 弦の半角を出す
弦ACが張る中心角は56°なので、δ=56°÷2=28°。
3. 弦長を出す(三角関数)
L=2×R×sinδ=2×200×sin28°。sin28°=0.46947。
L=400×0.46947=187.79m。
答え 約188m(選択肢3)
令和4年 No.25
現道路R=420m・交角α=90°、新道路の交角β=60°、π=3.14、BP・IPは共通。
求めるもの:新道路の路線長(接線長 tan)
選択肢
解き方(全過程)
1. 現道路の接線長を出す
TL=R×tan(α/2)=420×tan45°=420×1=420m。
2. 新道路の半径を出す(接線長が等しい)
BP・IPが同じなので接線長も420m。
R′×tan(β/2)=R′×tan30°=420。tan30°=0.57735。
R′=420÷0.57735=727.46m。
3. 新道路の曲線長を出す
CL=R′×β×π÷180=727.46×60×3.14÷180=761m。
答え 約761m(選択肢5)
令和6年 No.26
BP〜IP=280m、EC〜EP=206m、R=200m、交角I=60°、π=3.14。
求めるもの:直線と単心円曲線の路線長(TL=200·tan30°)
選択肢
解き方(全過程)
1. 接線長TLを出す(三角関数)
TL=R×tan(I/2)=200×tan30°。tan30°=0.57735。
TL=200×0.57735=115.47m。
2. 曲線長CLを出す
CL=π×R×I÷180=3.14×200×60÷180=209.33m。
3. 路線長を足す
BP〜BC=280−115.47=164.53m。
路線長=164.53+209.33(BC〜EC)+206(EC〜EP)=579.86m。
答え 路線長=約580m(選択肢3)
令和8年 No.26
現道路R=350m・交角α=90°、新道路の交角β=60°、起点BC及び交点IPは変えない、π=3.14(tan30°=0.57735)。新道路BC〜EC′の路線長(曲線長)。
求めるもの:新道路の路線長(接線長 tan)
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和8年 No.26)
選択肢
解き方(全過程)
1. 現道路の接線長を出す
TL=R×tan(α/2)=350×tan45°=350m。
2. 新道路の半径を出す(接線長が等しい)
BC・IPが同じなので新道路の接線長も350m。R′×tan30°=350。tan30°=0.57735。R′=350÷0.57735=606.2m。
3. 新道路の曲線長を出す
CL=R′×β×π÷180=606.2×60×3.14÷180=634m。
答え 約634m(選択肢4)
平成23年 No.6
既知点Bで既知点Aを基準に新点C方向の水平角を測ろうとしたが、BからAへ視通できず、既知点Aに偏心点Pを設けて観測した。S(A-B)=2,000.000m、偏心距離e=2.000m、観測角T′=53°25′23″、偏心角φ=330°、ρ″=2×10⁵、sin30°=0.5。∠BAC(T)は幾らか。
求めるもの:水平角T(偏心補正)
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成23年 No.6)
選択肢
解き方(全過程)
1. 偏心補正量を出す(三角関数)
補正量=(e÷S)×ρ″×sinφ。偏心角φ=330°に対する sin の大きさは sin30°=0.5。
補正量=(2.000÷2,000)×(2×10⁵)×0.5=0.001×200,000×0.5=100″=1′40″。
2. 観測角を補正する
T=T′−補正量=53°25′23″−1′40″=53°23′43″。
答え 53°23′43″(選択肢4)
平成24年 No.6
既知点Bで既知点Aを基準に新点C方向の水平角を測ろうとしたが、BからAへ視通できず、既知点Aに偏心点Pを設けて観測した。S(A-B)=1,000.00m、偏心距離e=9.00m、観測角T′=83°20′30″、偏心角φ=330°、ρ″=2×10⁵、sin30°=0.5。∠BAC(T)は幾らか。
求めるもの:水平角T(偏心補正)
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成24年 No.6)
選択肢
解き方(全過程)
1. 偏心補正量を出す(三角関数)
補正量=(e÷S)×ρ″×sinφ。偏心角φ=330°に対する sin の大きさは sin30°=0.5。
補正量=(9.00÷1,000)×(2×10⁵)×0.5=0.009×200,000×0.5=900″=15′。
2. 観測角を補正する
T=T′−補正量=83°20′30″−15′=83°05′30″。
答え 83°05′30″(選択肢4)
平成26年 No.6
既知点Bで既知点Aを基準に新点C方向の水平角を測ろうとしたが、BからAへ視通できず、既知点Aに偏心点Pを設けて観測した。S(A-B)=2,000m、偏心距離e=4.80m、観測角T′=45°37′00″、偏心角φ=330°、ρ″=2×10⁵、sin30°=0.5。∠BAC(T)は幾らか。
求めるもの:水平角T(偏心補正)
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成26年 No.6)
選択肢
解き方(全過程)
1. 偏心補正量を出す(三角関数)
補正量=(e÷S)×ρ″×sinφ。偏心角φ=330°に対する sin の大きさは sin30°=0.5。
補正量=(4.80÷2,000)×(2×10⁵)×0.5=0.0024×200,000×0.5=240″=4′。
2. 観測角を補正する
T=T′−補正量=45°37′00″−4′=45°33′00″。
答え 45°33′00″(選択肢4)
令和4年 No.7
S(A-B)=1,500m、偏心距離e=2.7m、観測角T′=50°41′00″、偏心角φ=210°、ρ″=2×10⁵。
求めるもの:水平角の補正(偏心補正=(e/S)·ρ″·sinφ)
出典:過去問(R4 No.7)
選択肢
解き方(全過程)
1. 偏心補正量を出す(三角関数)
補正量=(e÷S)×ρ″×sinφ。偏心角φに対する sin の大きさは0.5。
補正量=(2.7÷1,500)×(2×10⁵)×0.5=0.0018×200,000×0.5=180″=3′。
2. 観測角を補正する
水平角T=T′−補正量=50°41′00″−3′=50°38′00″。
答え 50°38′00″(選択肢5)