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【書評】人生に必要な数学50、を読んで分かった身近な数学

ども、tyazukeです。

建築設計の業務では多くの数字と出会いますが、数学とは出会いません。構造設計を生業としている僕でも、数学は簡単な四則演算です。

 

そう考えると、理系の人でも必ずしも人生に数学は必要ない、と思いますよね。今回読んだ本は、その考えを真っ向から否定するように、こんなタイトル。

人生に必要な数学50 (知ってる?シリーズ)

ということで今回は、人生に必要な数学を読んだ書評記事です。

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数学は身近なもの。

数学嫌いの人って意外と数学の本質を見落としています。それもそのはず。義務教育ではそんな教え方しかされていないから。でも、本当の数学って生活に密着していて、すごく身近なんです。

 

スーパーコンピューターでも解読不可能『π(パイ)』

例えば円周率。いきなり生活とはまるで関係なさそうですが、私たちの周りにはありとあらゆる円で溢れています。この円を作っている定数がπ(パイ)です。

皆さんも良く知っているようにπは3.14159・・・と規則性のない数字の羅列が延々と続く『無理数』と呼ばれています。

 

計算機でいくら次の数を計算しようが、無理数なので永遠と続きます。スーパーコンピューターがさらなる進化を続けてもπの謎だけは明かすことが出来ないと言われています。

 

世にも不思議な数字『0』

次は「0」。そもそも、0という数字自体が最近発見されたものです。古代ローマでは0(何もない)に文字を付けませんでした。

では、どうやって100と1000の違いを理解していたのかというと、数字というよりも記号で代替していたようです。0には何を掛けても0になる。何だか不思議ですよね。

 

一方、数字を0で割るとどうなりますか?実は0で割ると数学的にとんでもなく矛盾が生じてしまいますが、そのパラドックスを埋めてくれたのが「∞」という表現でした。

このアイディアは、1/0.1よりも1/0.01の方が大きい値となることから、0.1→0に近づくと考えれば値は限りなく大きくなるというものです。

 

数学の本でも数字が無い。読みやすい本でした。

以上、手短にちょっとした雑学を紹介しましたが最近数学の読み物がちょうど欲しくなって本書を買いました。なんとなーく表紙も読みやすそうだったし、中身も面白そうだったから即決。

0の話からゲーム理論、フェルマーの最終定理まで、ありとあらゆる数学の知らなかった話が見つかります。もちろん、中身は数式をほとんど使っていなくて文章とマンガで説明がされています。

なぜ、こんな式が生まれたのか?等、背景が良く書かれているので素直に「なるほどなー」と思える一冊でした。

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