建築業界の分析

最終更新日: 2019.09.29

なぜ僕たちは、橋梁に魅せられるのだろう。

ども、tyazukeです。

建築と土木。

傍からみると同じ分野のように見えて、実は水と油の関係。混じりそうで交わらない関係。

僕が土木から建築に鞍替えした理由の1つに、「土木構造物はカッコ悪い」という感覚があったのだけど、今思えば、そうでもない。

「橋梁」の美は、建築屋さんだって魅せられる。有名建築物にだって負けてない。

ダイナミックで有機的で、力学の合理性がダイレクトに美へ直結する。それが橋梁。

橋の形を読み解く (GAIA BOOKS)

お城巡りより、橋梁巡りの方が楽しそう、と思ってしまうのは僕だけですか?

ただ悲しいかな、土木学生のときの不勉強で、橋梁に関する知識に乏しいです。

構造力学や構造設計の知識は一通りあると思っているから、力学システムは理解できる。

でもやっぱり違いますね。建築物と橋梁は。力学の考え方は共通しているけど、部材断面のスケールが違い過ぎて、いまいち感覚がつかめません。

 

ということで初心者向けの読みものっぽい本を入手しました。

本の大きさは130x170くらいで、持ち運びやすさは抜群です。ポーチなんかに入るサイズ。

読んでみると、なるほど。自分の知らない橋梁の形。構造システムが、こんなにあったんですね。

やっぱり海外の橋梁は洗練されています。気に入ったのは、ニューリーバーゴージ橋。アメリカの橋ですね。耐候性鋼を使っているので、塗装不要という代物。

※耐候性鋼は表面をあらかじめ錆びさせているので、これ以上錆びない。

スパン517mのアーチ橋で、これが1977年の建設。すごいですね~。力学は時が変わっても不変ですね。僕たちが身に付けている技術の基礎って、1977年と大して変わらない、という証拠。

この本、本当に系統だてて整理されているし、写真・スケッチ・文のバランスも良い。1900円するけど、一生ものと思えば安いですかね。

 

この本に載っている橋梁の写真をいくつも眺めていると共通点が。橋梁って景観の一部なんですね。人工物のはずなんですが、そこにあっても悪い気しないというか。

自然に馴染んじゃっている感じ。異物感がないんだよぁ。建築物には出せない味です。

あと、橋梁巡りするなら、やっぱり海外ですかねぇ。

橋の形を読み解く (GAIA BOOKS)

 

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