建築のこと

建築は自然を壊しているのでは、と言う話

ども、tyazukeです。

地盤調査報告書を読んでおりまして、ふと現地の写真が目に入りました。そこにはヘルメットをかぶったむさ苦しいオジサンと、無限のように広がる原っぱ。

写真は夏ごろに撮ったのか、草は青々として綺麗です。

「こんな原っぱを潰して、わざわざ建築物を建てるのか・・・」と僕はそんな気持ちになりました。

 

「建築とは、未来をつくることである」

と言う先生方もいるけど、どうも単純にその言葉を信じられない。益々、建築という仕事に自信が持てなくなったのです。

今回は、建築は自然を壊している、という話です。

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空き家が増える一方で、人口は減少する。

日本では新築至上主義が蔓延しています。先進国で、これほど新築にこだわる民族は日本だけなのです。一方少子高齢化で、人口減少は益々進んでいます。

その結果、現在日本にある空き住戸は800万戸以上(※現在ではもっと増えているでしょう)あります。

以前、この問題に言及して下記の記事を書きました。

日本のリフォーム住宅市場と今後について

冒頭、あえて「蔓延」と書いたのは、新築至上主義が誰かが植え込んだ病原菌だと思うからです。

蝕まれた日本の建築業界。テコ入れをするには、これからの時代を担う僕たち若者の意識を変える必要があります。

 

更地に建築物を建てるなら、デザインされた道が良い

僕は建築屋なので、敢えて自分の首を絞める発言をしなくても良いのですが、それでも現状は間違っていると言いたいです。

更地に、安易に建築物を建てるのは違うと思います。確かに、ハードが足りない地域はあるのですが・・・。あまりにもハードに頼りすぎている気がします。

 

個人的には、更地に建築物を建てるのではなく、デザインされた道が良いです。僕は街歩きが好きですが、ちょっとした路地って楽しいですよね。考え無しに建築物を建てても、有効に使われるとは思えない。

だったら道が良いです。ちょっとした小道を造ってくれて、建築家や都市計画家がデザインする。抜け道を造ってくれるだけでも大分違います。

 

まとめ

  • 空き家が増える一方で、人口は減少する。
  • 更地に建築物を建てるなら、デザインされた道が良い
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