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建築素人におすすめする、建築物の見方について

ども、tyazukeです。

このブログで何度も言っていますが、僕は元々は土木学科で、建築のデザインや空間に関する素養は一般人レベル。

建築物を見ても、いまいち建築的な凄さが理解できないんですよねぇ。

だから建築物に全然関係ない、建築家のプライベートのことなどで彼らの建築を想像したりするんです。

今回は、そんな建築素人さんにおすすめの、建築物の見方について考えていきます。

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建築物を知るには、建築家を知るべし

例えば安藤忠雄氏。建築業界では有名ですが、安藤氏はコンクリート打ち放しの造形美を徹底します。エッジで切れそうなほどコンクリートの角を作るんですね。

造形に並々ならぬこだわりがあるわけです。安藤氏のそんなエピソードを耳にするだけで、「あぁ彼の建築は緊張感があって、造形が素晴らしくて」と知ります。

 

先日書いたこの記事。

隈研吾さんは心遣いのできる人だ、と書きましたね。そんな人が設計する建築は、心温まる木造建築なんです。

「建築家の性格≒設計する建築物」という図式が妙にマッチしている気がしますよね?

 

建築物は、建築家の趣味・思考が反映されるわけですから、建築家の性格も反映される、と思っています。

 

建築家のエピソードを知ると、建築物が分かってくる。

先に述べた安藤さんのエピソードもそうですが、建築家のエピソードを知ることで建築家の人となりが分かります。

そこから建築物の特徴が分かります。

 

新国立競技場の設計でも著名な、隈研吾氏の話をしましょう。

隈研吾氏が仕事を始めて少し経った頃、丁度バブルが弾けたそうです。

これまで建築物を建て続けてきましたが、隈氏は「日本はダメだ。中国に行こう」と活動を中国に移します。

 

そこから年間の半分を海外で過ごす有名建築家になります。彼は安藤忠雄氏とは全く真逆のアプローチで、建築物を完成させます。

安藤氏は、コンクリートに並々ならぬ情熱を注ぐ。日本でも、海外でも「安藤の打ち放しコンクリート」と分かる作品を残します。

 

しかし、隈氏は違います。あるとき発注した材料が設計図と明らかに異なる形でした。日本ではすぐに取り換えですが、中国ではよくあることだそうです。隈氏は、その場で怒らずに「さてどうすべきか」と悩みました。

そして下した答えは「そのまま使ってみる」。つまり、それが中国の味として活きる、と考えたからです。

 

かたや工業製品のように完璧を求める安藤氏、味として少し乱れても問題ないと許す隈氏。これは、まさに建築家としての性格や人となり、そのものじゃないですか?

 

つまり建築家を知れば、建築のことがわかる。僕はそう思うのです。建築物はアートかもしれませんが、気構えて見学するものではなくて。もっと人間臭いんですよ。

実際に建築物ほど人間が関わってできあがるモノって他にはありませんし。

 

「建築物をどう見ていいかわかんない」「建築の何がすごいかわからない」そんな人は、建築物じゃなくて建築家のことを知りましょう。

 

まとめ

  • 建築物の見学前には、建築家のことを知ると面白い
  • 建築家の人となりが分かれば、建築物も分かる。
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