一級建築の試験勉強

大学教授 兼 建築家(構造家)って何で許されてるの?

ども、tyazukeです。

学生のころから不思議に思っていた存在があるんですよねー。それが「大学教授 兼 建築家(又は構造家)」という人たち。

特に!国立大学の教授をやりながら設計事務所の所長、っていう人もいるじゃないですか?彼らは大学教授という安定したポストを得ながら、設計事務所を経営している?

 

なぜそれが許されるの?、と思うのです。

今回は、「大学教授 兼 建築家(又は構造家)」という働き方について考えてみました。

 

それは、設計者の最終形態

設計者の最終形態だと思うんですよ。「大学教授 兼 建築家」って。だって安定した大学教授で、自分のやりたい設計ができる。

最強じゃないですか?

でも、なんか納得いかない。「大学教授 兼 建築家」という存在がうっとおしい。

 

まず「金銭面」ね。彼らには大学教授としてのお給料が、毎月振り込まれるはずです。で、当然設計者として事務所を構えているので、その事務所経由でお金が入ってくる。

モヤモヤします。なんだかフェアじゃない。

 

私立大学の教授だったらモヤモヤしないんですよ。私立大学は民間企業みたいなもんですし、高級なダブルワークということで。

 

でも国立大学って税金で成り立っているものでしょ?

公務員は普通副業は禁止ですよね?大学教授だって同じでしょ?副業は禁止。大学教授としての仕事を全うせよ、と思うのです。

 

そもそも「大学教授の仕事」とは何でしょうか?2つあります。1つは研究です。もう1つは、「学生の教育」ですよね?

元々学生の教育に興味の無い、建築家や構造家の連中がなぜ実務半ば大学教授のポストにつくのでしょうか?

 

理由は安定、カネ、名声、研究(道楽)、学生の手

設計者だった彼らが、大学教授のポストに就く理由はいくつかあります。

1つは安定です。大学教授になれば給料が毎月入ってきます。しかも高給どり。いいですねぇ。

 

2つめは自分の好きな研究ができること。しかも国民の税金を使って。「面白い構造ができるぞ!」とか言ってます。ふざけんな。

3つめは学生の手が使えること。学生の課外授業だ、とか適当に言えば事務所の仕事を学生に手伝わせることだってできそう(本当にやっているかは知らないけど)。

 

「研究費を使って、面白い構造を考えた!で、大学生の手を使って費用対効果も抜群!しかも雑誌に掲載されて事務所の知名度もUP」とか考えているのかも。

ご苦労様です。本当に、F○CKです。

 

フェアじゃない感じが嫌だなぁ

別に嫌いじゃないんです。「大学教授 兼 建築家」の存在が。ぶっちゃけ凄いと思っているし。ただ、なんとなくフェアじゃない。

大学教授と設計者、両方の良いとこどりをしている感じがイヤらしい。

 

本当の建築設計の現場はキッツいぞ

僕が懸念しているのは「大学教授 兼 建築家」が、自分たちの学生に良いことばかり吹き込んでいる可能性があるんですよ。

それってまずいかな、と。学生時代は無垢じゃないですか。建築家や構造家みたいな「有名オジサン」の言うことをホイホイ聞いてしまう。彼らの言うことが100%だと思う。

 

確かに彼らの話は現実ですよ。でもね、本当の(95%くらいの)建築設計の現場はこっちですよ。「大学教授 兼 建築家」が語る、キラキラ系世界ではありません。

で、本当の建築設計の現場は辛くて大変で。楽しくない。給料も少ない。

だから!、な!建築設計なんて絶対にやめておくべきですよ。

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