管理人のこと

時代の成熟期に生きる、僕たちの働き方について

記事タイトルを見て、「昔はこのブログ、構造設計のことが沢山書いてあったのに、最近妙に胡散臭くなったな」なんて、思わないでほしい。

構造設計の記事にかんしては、最近ネタがないだけだ。ネタがない、ということは仕事が順調なので良いことかもしれない。平穏だ。逆に言えば、進歩がない。

それを恐れている。だから本を沢山読んでみたり、ブログを連投したり・・・悪あがきをしているわけです。

けっして胡散臭くなっているわけではなくて、考える時間が増えたということ。

 

ところで黎明期(れいめいき)という言葉をご存じでしょうか。黎明期とは、産業の夜明けとか、始まりと言う意味。例えば、自動車産業の黎明期と言えば「自動車産業の創設期」といった感じになる。

「だから?」

そんな声が聞こえてきそうで怖い。だけどこのまま好き勝手に書いていこうと思う。

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成熟期の産業に対する不安と生きづらさ

成熟した産業は、僕たちが生きる世界にある産業のほぼすべてだ。例えば建設産業もその1つ。もちろんリーマンとして優秀な方は、成熟産業でも生き残っていける。他人と競争して成績やスキルをアップさせればよい。

独立の方でも、他人より安く質の良い仕事を届けるか、差別化を図ってデザイン性の優れた構造設計をするなど、方法はある。

ただ、これらに前提するのが「競争」だ。競争しなければリーマンとして優秀になれない。独立しても競争しなければ、たちまち廃業になる。

これが成熟産業の生きづらさで、僕はここに不安を覚えている。

そんなこと当たり前だろう、と思うかもしれない。しかし、考えて見て欲しい。鹿島建設はなぜ鹿島建設になりえたか。それは「建設産業の黎明期」に運よく乗れた、だけではないだろうか。

 

要するに、産業は「一番最初に始めたもん勝ち」の性質があるはずで、現在の大きなゼネコンや組織設計事務所の多くが、これに当てはまるだろう。

とても優秀な経営者が優秀なエンジニアや建築家を引き連れ、大手ゼネコンと同レベルの会社をつくったとする。しかし現在のゼネコンに太刀打ちできるか?

恐らくできない。両者の間には、「先発組」、「後発組」という明確な壁が立ちはだかる。かなり大きな壁だと、僕は思っている。

 

競争が苦手なんだけど・・・

僕は子供の頃から競争が苦手だった。駆けっこも嫌いだし、体育会で〇組同士の戦いも嫌だった。

他人と物事を争う、なんて野蛮だ。他人と席を争うくらいなら、その席を譲りたい。もちろん僕だって高校受験を経験したから、競争に参加せざるを得ない状況もあったのだけど。

それでも「競争を避ける」という芯は一応、心の中に残っている。

よわっちい奴だ、情けないと思うだろう。でも僕だって生活するためにお金が欲しいし、旅行にも行きたい。だけど競争したくない。う~ん・・・

「何か新しいこと始めればいいんじゃない?」というわけだ。何だか、起業家セミナーみたくなりそうだから、この辺で辞めておこう。

 

もちろん、いきなりAI開発!とか全く別分野の産業参入!など考えてはいない。

ただ、これまで勉強してきた建築や建築構造を活かしつつ、他人と競争しない新しいポジションは無いものか・・・と考えているわけだ(黎明期となる何か)。

それが何か、まだ答えはない。だが、何となくあともう少しで答えが出そうな気がしている。

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