本の紹介

【書評】理系バカと文系バカを読んで。

キャッチーなタイトルが目を引きます。逆に言えばそれだけの本でした。

本書はサイエンスライターの竹内氏(テレビやラジオの出演多数)が、「文理両道が大事」ということを書き綴った本です。そのために、あえて理系バカ、文系バカという汚い言葉を使ってらっしゃいます(今の日本人は、どちらかに偏っているラシイので)。

 

僕も「理系」だ「文系」だと画一的な線引きには違和感を感じていました。だって、そもそも昔の哲学者は数学者・物理学者でもあったわけですし。

ただ本書を読んでいると竹内氏の傲慢さ(あえて、そういう書き方をしている?)というか、他人を見下している感が伝わってきて不快でしたね。

自身は「オレは文理両道だから」の感じが、すごいです。

 

各章を通して自身の体験談が理系バカと文系バカの根拠になっていますし、僕の周りには、そんな極端な人少ないと思うんだけど・・・。

むかーしの古いタイプの研究者には、コミュニケーション全く取れない人もいたかもしれない。だけど、僕みたいな技術者は理系であっても、お客さんを相手に仕事をする。

 

だから空気を読むバランス感覚くらいは誰だって備えています。技術系メーカーさんは、技術者兼営業マンでもあるし。

竹内さんは技術系リーマンとして働いたことが無いのでしょうか?

 

NHKの科学番組に出演されて、物腰穏やかな方だと思っていたのですが・・・。何だかショックです。こんな上から目線の人だとは。

ただ商法としては間違ってないかも。枠組みが好きな日本人。「理系バカと文系バカ」のタイトルに飛びつく人は多そうですね。

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