建設業界のこと

例えばマンションの一室で地震が起きたら、まず何をする?

地震が起きたら、何をするのか? 知らない人も多いのではないでしょうか。以前、社内にたとき地震が起きました。震度3くらいの揺れだっと思います。僕は急いで頭を守る行動をしたのですが、他の人は何食わぬ顔でボケーと突っ立っている。

建築の専門家がこれじゃぁ、一般の方の防災意識も同じようなものだな・・・。

と嘆きました。

 

地震が起きたら、まず頭を守ること。これが鉄則です。

僕は、中学校の頃から、そう教わりました。中学1年のころ、鳥取県で大きな地震が起きた時、中学校の校舎が結構揺れ(震度3)、図書館にいた僕は慌てて机の下に逃げたのを覚えています。

僕以外の友達は意外と冷静で、そのまま突っ立っている人も多かったです。

結局、その中学校には被害なく、体育館の吊りライト? が落下してガラスが飛び散っていた程度でした。幸い怪我もありません。

震度3でそんな状態ですから、もっと大きな地震が起きたとき人は、立ちすくんでその場から動けない人の方が多いかもしれません。

でも、頭だけは必ず守りましょう。

 

なぜ頭を守るのか?

それは頭が潰れたら、例えば物が落ちて意識を失っただけでも、死に直結するからです。大きな机が無ければヘルメットを用意しておきましょう。

ちなみに、床が落ちるんじゃないか? と思う方もいるかもしれません。が、それはありません(無いとは言い切れないですが)。と、いうのも構造設計で「層崩壊(ある特定の層がぐしゃっとなる壊れ方)」は起きないよう設計しているからです。

また、部屋の中で近寄ら無い方が良い場所もあります。それは窓際です。建物が揺れることで、ガラスは簡単に割れてしまいます。当然、飛散すると危ないです。

しかし最大級の地震が起きた場合、柱や梁自体も危ない。地震がおさまったら速やかに逃げましょう。

問題もあります。地震で梁が変形することで立て付けが悪くなり、ドアが開かない可能性があるからです。その場合、ドアからの脱出は諦めるか、あらかじめドアを開けてストッパーをつけておくといいでしょう(揺れている最中、動けるかは疑問ですが)。または、ベランダから避難階段まで脱出を試みます。

これらの行動に移るためには、ともかく、頭を守りましょう

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