労働のこと

ムヒカ大統領に見習う、これからの生き方と建築業界。

ども、tyazukeです。

『人生で最も重要なことは何でしょうか。』

こんな質問をされた時、あなたは何を答えるでしょうか? 少し考えてみてください。

 

それぞれ答えはバラバラかもしれませんが、共通しているのは、『幸せになること』ではありませんか?

例えば、『お金が最も重要だ』という人も、幸せになりたいからお金が欲しいのですよね?

 

では、次に質問します。

『あなたは今、幸せですか?』

こんな質問をされて、真正面から『幸せです』と答えられる人は少ないと思います。ドキッとした方も多いのではないですか。

 

さて、環境問題を議論する国連の場で、ウルグアイの前大統領ホセムヒカ氏が演説を行いました。僕は、この動画を見てとても感動しました。

ムヒカ氏の言葉を引用するならば、

私たちは『発展するために』生まれてきたのではない。『幸せになるために』生まれてきたのだ。

と。

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

物やお金がもっと欲しい、という消費型の社会でなく、物を永く使い大切にする文化こそ、今の日本や世界の先進国に必要な考え方です。

スポンサーリンク

 

これからの建築業界は転換が求められている。

建築業界が持続可能な社会に、どう貢献できるでしょうか。真っ先に思いつくのは、『中古住宅・建物』を上手に使うこと

例えば住宅に限定すると、全国で空き家は800万戸あります。それにも関わらず、毎年、新築マンションや新築住宅が次々と建設され、空き家はさらに増えていきます。

 

建物は他の産業と比べても物量が大きく、環境に与える負荷は大きいでしょう。なぜ、800万戸も空き家があって、これを有効活用できないのか?

それは中古住宅市場がまだまだ発展途上で、中古住宅を正しく査定できる不動産屋も少ないからです。

 

簡単に言うと、『売れないから』です。

また、日本ではリフォームやリノベーションより、『新築』信仰が強いのです。現に政府の政策でも、新築ではローンや補助金の面で優遇されますから。

 

もちろん、古民家をリフォームしてカフェにしたり、リノベーションする事例もあるのですが、圧倒的に数が少ない。

毎年、意味もなく増え続ける新築建物に対して、追いついていない状況です。国としての強い対応が求められます。

 

僕たちの、『これからの生き方』

高度経済成長で日本は豊かになりました。但し、物質的に。物とお金は溢れましたが、心は貧しくなってしまった。

その証拠に、物が次から次へと欲しくなったり、もっともっとお金が欲しくなる生き方をしています。自殺者は年間3万人。過去最高の自殺者です。

 

毎日、毎日仕事をして、必要以上に働いて、そうやって人生が終わっていくなんて悲しくないですか?

僕たちは、『幸せになるためには』生まれてきました。それに必要なことは、物やお金ではなく、人の愛、家族、恋人、友人、それと生きるために最低限の衣食住

たったそれだけなのです。これからの、僕たちの生き方は大量生産して大量消費することではありません。

 

つまり、普通のサラリーマン生活ではダメ。働き方も生活もゆとりを持って、もっと若さを大切に家族、恋人、友達と楽しく過ごすこと。

団塊世代のように、会社のために生きる生活ではありません。

 

これから、僕たちの子供たちに今の豊かさを持続させるためにも、生き方の転換が求められています。

スポンサーリンク
 

こちらも人気の記事です

ピックアップ記事

  1. 確認申請で、建築物の外観や内観の質疑があっても良い、という話
  2. 日建学院の「受講生紹介制度」が建築屋を舐めているとしか思えない
  3. 【書評】耐震構造の基礎は正真正銘の名著だった。
  4. 地震の被害は天災じゃなくて人災だ、と言う話
  5. 【一級建築士】総合資格のテキストを使った感想3つ

関連記事

  1. 建築のこと

    何でもかんでも建築的に解決しようとするな、という話

    ども、tyazukeです。今朝、こんなニュースを目にしました。…

  2. 建築のこと

    建築設計は嫌いだけど、建築は好きかもしれない。

    ども、tyazukeです。「あいつ、建築辞めるってよ」というタ…

  3. 労働のこと

    やること無さそうな部長に限って、なぜ定時で帰らないのか?

    あぁ・・・まだ隣にいますよ・・・。ブラック部長が。なーんか、や…

  4. 労働のこと

    【転職】大学の事務職員(正社員)年収例550万円、27歳。【設計辞めるかな】

    今日、転職サイトからメールが届きました↓↓↓tyazukeさま、い…

  5. 労働のこと

    その働き方、何歳まで続けるつもりですか?

    僕は何歳まで働くのだろう?と思うことがあります。事務所をみると、60歳…

  6. 建設業界のこと

    既存住宅を買うなら国から補助金がでるよ。

    日本は他国に比べて著しく既存住宅の流通が少ないことを、このブログでも指…

スポンサーリンク

最近の記事

Tazukeのおすすめ書籍

  1. 構造設計に関すること

    土間コンクリートとスラブの違いと、配筋や床厚について
  2. 労働のこと

    マイナビエージェント、建築士の転職成功事例が全然成功じゃない件
  3. 建築のこと

    藤村龍至が唯一無二の存在に成れたメディア戦略について
  4. 建築のこと

    本当は教えたくない、構造力学の勉強で役立った良書3選
  5. 労働のこと

    仕事一筋の人がヤバい理由と、構造設計者の7割が削減された将来
PAGE TOP